私がどうやって死に至るわずらいを回避してきたか、以下に綿密に具体的に述べるので、直接全員にずっと付きっきりで介抱することはできないが、少なくとも私はあなた方を救いたいと思っている意思だけでも汲み取ってほしい。目が滑る人は自分にとっての優先順位を秤にかけなおしてこの文章にだけは少し譲歩されたし。 私の周りだけでなく、世界がみな心にうろを抱えてチクタクチクタクと進んでいるのだとは思うが、特筆して私の周りでは死の淵から遠からぬ場所に今日もギリギリ留まることができたような友人や知人や元恋人、家族などがいる。そのすべてをもちろん私ができ得るすべてのやり方で何とかマシな方向へ回転させたいと痛切に願うが、な…