八月中、風邪のせいで脳が劣化して(ブレインフォグだったかも)、まともに本が読めなかった。 昨日あたりから、多少は活字の内容が頭に入るようになってきたので、ようやく読書再開。 といっても、マンガとラノベだけれども。 病中病後のお粥みたいな感じで、ゆるりと読もう。 山岸涼子「レベレーション」(1) 作者様が、この作品が人生最後の長編だとおっしゃっているとネット記事で見かけたので、前知識ゼロの状態で読んでみようと思い立った。 表紙の異様に目力の強い女性は、ジャンヌ・ダルク。彼女が主人公であることも知らずに読み始めた。 ジャンヌ・ダルクは、百年戦争末期に出現して歴史を大きく動かし、十九歳で火刑で亡くな…