LA FOLLE JOURNÉE au JAPON
東京国際フォーラムで毎年ゴールデンウィーク(黄金週間)に開催される音楽祭の名称。
1995年よりフランスのナントで始めた音楽祭「La Folle Journée」(ラ・フォル・ジュルネ)を日本に持って来たもの。同音楽祭のディレクター、ルネ・マルタン氏が、同様にアーティスティック・ディレクターを務めるが、プログラムはナント、ビルバオ、リスボンでの公演とは違い、これまでは日本独自のものだったが、第3回は同様のテーマとなる。
コンサート1回あたりの時間を短くする代わりに料金を低額に抑え、乳幼児の入場も認めるなど、ナントでの音楽祭コンセプトを導入している。
なお、「La Folle Journée」(熱狂の日)の名称は、モーツァルトの歌劇の原作となったボーマルシェの戯曲「フィガロの結婚」La Folle journée, ou le Mariage de Figaro から採られているが(現在の書物では「Le Mariage de Figaro」の題で出版することが殆ど)、「熱狂の日」というのは日本での表現で、本来は「とんでもない日(狂った一日)」の意で、熱狂というのは音楽祭の雰囲気に合わせたもので、直訳ではない。