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リアル・フィクション

(読書)
りあるふぃくしょん

SF新世代作品に対するキャッチフレーズ、またはそのムーブメント。命名はS-Fマガジン編集長 塩澤快浩氏、『マルドゥック・スクランブル』から文庫帯の惹句「次世代型作家のリアル・フィクション」で使われ始めた。同時期にS-Fマガジンでは特集「ぼくたちのリアル・フィクション」(2003年7月号)が組まれる。
当初は話題にならなかったが、2005年7月号 ASIN:B0009MW8AO の特集「ぼくたちのリアル・フィクション2」、ライトノベル系出身の作家登用などで注目を集めるようになった。
かつてのSFが描いた未来が現実のものとなった現在、科学技術に向けられていた希望と達成された冴えない現実との乖離を基調に、ある意味ありふれたSFのテーマを問い直す作品が多く見受けられる。マルチエンドを許容する土壌の広がりからか、読者による想像の余地や曖昧さ、多重性、多義性を意識的に残した物語構成、その場に応じて異なる人格を演じることに自覚的な登場人物等の特徴もあると言われる。
また、ものすごく乱暴に「SF青春エンタ」であると言ってしまってもいいかもしれない。
なお、装丁を一貫して岩郷重力が担当している点も、特徴のひとつにあげられる。

リアル・フィクションとされる作品群

リアル・フィクションの出版予定作品

  • 秋山瑞人 『おれはミサイル』
  • 冲方丁 『ばいばい、アース』(全面改稿・巻数未定) → 角川文庫より2007年に全4巻で刊行された。
  • 古橋秀之 『人狼日記』(全三巻)
  • 吉川良太郎 『ケルベロス』(全二巻)
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