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リシン

(サイエンス)
りしん

[英] ricin
リシンはトウゴマ(ヒマ)の種子に含まれる、毒性の糖たんぱく質。たんぱく質の生合成を阻害する作用をもつ。
猛毒で、人体における推定の最低致死量は体重1kgあたり0.03mgと言われている。第二次世界大戦中はエアロゾル化したリシンが、化学兵器として使用された事もある。
飲食物に混入されるなどして口から入ったときには激しい胃腸症状を起こし、ショック死する場合がある*1
現在、リシンに対して実用化されている解毒剤は存在しない。

気体化したリシン毒素を吸入した場合

4-8時間

  • 発熱・咳・息苦しさ吐き気・関節痛

18-24時間後

  • 気道の壊死及び肺浮腫

36-72時間後

  • 重症の呼吸困難から低酸素血症となり死亡
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