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リチウムイオン電池

(サイエンス)
りちうむいおんでんち

二次電池(繰り返し充電可能な電池・充電池)の一種。リチウムイオンが電気伝導に使われる。
「リチウムイオン二次電池」、「リチウムイオンバッテリ」、「Li-ion電池」と同じ。
略記は、「Li-ion」「LIB」
携帯電話、PC、電気自動車などの電源として用いられている。

「体積エネルギー密度(単位:Wh/L)」と「重量エネルギー密度(単位:Wh/kg)」で能力を表し、円筒型・角型とラミネートフィルム状のラミネート型がある。

二次電池の主な流れ

鉛蓄電池→ニッカド電池(NiCd)→ニッケル水素電池(Ni-MH)→リチウムイオン電池(Li-ion)※

特徴

小型、軽量、高電圧、メモリー効果がない

正極材料

主に、LiNiO2(ニッケル酸リチウム)、LiCoO2(コバルト酸リチウム)、LiMn2O4(マンガン酸リチウム)。近年は、安全面と実用性からコバルト酸リチウムが主力であったが、効果で価格変動が大きい事から、マンガン酸リチウムへシフトする動きがみられる。

新たな正極材料への期待

2011年10月、希少性の高いレアメタルであるコバルトを用いない、大容量のリチウムイオン電池を開発に成功したと大阪大学と大阪市立大学の合同研究チームが発表され、実用化が期待されている。

負極材料

カーボン材。主にグラファイトが用いられている。

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