ニューヨークのメトロポリタン美術館。この美術館に、ある粘土製の玉のようなものが所蔵されています。ちょうど手のひらにおさまるくらいの大きさで、表面には何やら記号のようなものが刻まれています。 実はこれ、今から4,000年ほど前に使われていたノートです。刻まれているのはウラシュという神の名前。それが楔形文字で、古代のシュメル語とアッカド語で6回ずつ繰り返し書かれています。 これは、当時の学校に通っていた生徒が先生のお手本を真似て書いた習字の跡です。まさに古代の「あいうえお帳」のようなものと言えるかもしれません。 読み書きを覚えるということ、書記になるということ 学校教育 文学に見られる教育もの 読…