1969年、フランク・ザッパ率いるマザーズに在籍していたローウェル・ジョージを中心として、ロサンゼルスで結成されたロックバンド。当時はまだ広くは知られていなかったニューオリンズのセカンドラインとよばれるリズムをいち早く取り入れ、西海岸を中心としたアーティストやヨーロッパのロックファンの熱い支持を受けたものの商業的にはせず、また、ローウェルの麻薬中毒ともあいまって、1979年には事実上の解散状態となる。しかし、1986年、ポール・バレアの呼びかけに応じたメンバーがバンドを再結成。その後、音楽性をめぐった確執により古巣ワーナーを離れたバンドだったが、独自レーベル"HotTomato Records"を立ち上げ、現在もなお精力的な活動を展開している。