毎回ラストで、オーケストラの演奏と名曲を楽しめる。その数分がお茶の間にいて味わえる小さな贅沢だなあと思う。回を重ねるごとに、マエストロ、常葉朝陽を演じる田中圭の指揮者っぷりが様になってきて、かなりカッコいい。 元天才バイオリニスト初音(門脇麦)が、10年前のトラウマと10年間のブランクを乗り越える物語でもあり、事情を抱えた団員達のそれぞれのエピソードと並走しながら、朝陽とともに地元のポンコツオーケストラを立て直すべく奮闘する様が痛快だ。 第4話では、ヴィオラのみどり(濱田マリ)の、受験生の母親と仕事(オケ)の両立に悩む姿が描かれた。娘を思う気持ちと自分の仕事=好きを続ける母親の気持ちにものすご…