「リベラル全体主義が日本を破壊する」高山 正之、阿比留 瑠比 <所感> 「売春」が「エンコー」(今ならば、パパ活か)と呼称を変えるとイメージは大きく変わる。それも何故か軽く、ポップな方向に。 「暴行」を「いじめ」、「相撲での暴力事件」を「かわいがり」も同様。 この最たる例が日本における「リベラル」だろう。 「自由主義、自由」といった本来のリベラル意味のイメージのもとに、「多様性の名を借りて価値観の統一を図り、異なる意見を受け入れない不寛容さをもつ」ことが日本のリベラルである。 本書はこのようなリベラルを和式リベラルと定義し、全体主義と共通性に疑問を投げかける) (本来、自由主義は全体主義の対極…