【liberal arts】学士課程における人文科学、社会科学、自然科学を包括する専門分野のことを意味する。自由七科 (Seven Liberal Arts) ともいう。自由人であるための知術全般。責任を担える一定レベルの教養。一般教養科目。 「人を自由にする学問」、それを学ぶことで非奴隷たる自由人としての教養が身につくもののことであり、起源は、古代ギリシアにまで遡るという。 日本語の「藝術」という言葉は元来、明治時代に西周によってリベラル・アートの訳語として造語されたものである。
リベラル、ネオリベラル、リーブル、リベルテ、リブレ、リベルタード、リベロ、リベルタ、フリーダム、フライハイト
「AI」人工知能の進化が続きます。米オープンAIがブラウザ(ウェブ閲覧ソフト)「ChatGPT Atlas(アトラス)」の提供を始めたといいます。 OpenAI、ブラウザー「ChatGPT Atlas」開始 AI一体化でタイパ向上 - 日本経済新聞 サイトを見ながら生成AI ChatGPTを呼び出し、要約や論点整理で情報収集の効率を高めることができるそうです。タイパが向上し、ネットの使い方を大きく変える可能性があるといいます。 ロボティクスも同様に進化を続けているようです。米アマゾンは、ロボットやAIの導入など自動化の推進で、2033年までに本来人間が担うはずの60万人分の職務が代替されるよう…
今回紹介する本は、著者:デヴィッド・フォスター・ウォレス『THIS IS WATER(これは水です)』です。 概要 最初の魚のたとえ話、2匹の若い魚に年配の魚が「水はどうだ?」と尋ねるが「水って何だ?」と2匹は答える。つまり、自分たちの身の回りには無意識で感じられないたくさんの物事に囲まれて生きているということ。当たり前にあるものにどうやったら気づくことができるのだろうか。 人間には『自我』が基本設定されている 人間は生まれながらにして【自分が世界の中心】という知覚が備わっていると著者は述べている。 自我とは『自分自身に対する各個人の意識』である。つまり、○○○が好きだ、今眠いなぁ、など自分自…
こんにちは! リベラルアーツのeスクール「リベラーツ」の創業者、いとばや先生です。 日々の仕事や生活の中で、こんな風に感じたことはありませんか? 次々と新しい情報が流れてきて、何を信じ、どう判断すればいいか分からない… AIに聞けば答えは返ってくるけど、自分の頭で考える力が鈍っている気がする… もう一度じっくり学びたい。でも、今さら何を、どう学べばキャリアや人生の役に立つのだろう? もし一つでも当てはまるなら、私たちリベラーツがお届けする**「新しい学びの形」**が、きっとあなたの知的な羅針盤になるはずです。 この記事では、10月にプレオープンする私たちのeスクール「リベラーツ」が、なぜAI時…
リスのリッキー、ウサギのウーちゃん、クマのクーちゃんは、問いを立てます。 リッキーの「未来をデザインするってどういうこと?」。両手にドングリを抱えて、「このドングリ、今食べる?それとも未来のために隠す?」。小さな穴をいくつも掘り、日当たり・湿度・敵の視点を分析します。「この場所は去年も使ったけど…本当に安全?」と自問しながら、最適な貯蔵場所を導き出します。 ウーちゃんの「静けさは、本当に平和なの?」。長い耳をピンと立てて、「この森の音、全部が安心の証じゃないかもしれない」。風の音、鳥の声、遠くの足音を聞き分け始めます。「この草の揺れ方、風だけじゃない。誰かが隠れてるかも…」と耳をすませ、静寂の…
7月の鑑賞記録のハイライトはエクマンの「Play」。東京は沢山の舞台が来るけれど、もっと観たいものが沢山ある。 ブログのペースがやっと戻ってきた…!ということで、なんとか8月中に7月分までを書き上げていつものペースに戻したい、と思ってたけど、9月に入ってしまった。9月って世間では夏休みも終わり、いよいよ年末に向かって一気になだれこむ感覚がある。今年も1年が早すぎる…が、今年は最後に修論という大仕事が待っているので、今のうちに身の回りを整えたい。 さて、2024年4月からMBA通いが始まったことをきっかけに1か月に1本のペースで書き始めたブログもはや1年が経過。 子供のころから文章を書くことが大…
はじめに:ニュースは「家庭で使える最高の教材」 「ニュースは大人が見るもの」「子どもには難しい」と思っていませんか?実はニュースこそ、親子で学び合える絶好の教材です。 ニュースをきっかけにすると、 子どもが「考える習慣」を身につける 学校の教科とつながりやすい 家族の会話が深まる というメリットがあります。 例えば、スーパーで卵の値段が上がったニュースを見て、子どもに「どう思う?」と聞いてみましょう。「お弁当作るの大変そう!」という一言も、立派な学び。そこから「なぜ卵が高くなったのか?」「外国の小麦が関係しているのか?」と広げれば、経済や社会に自然とつながっていきます。 この記事では、ニュース…
「リベラルアーツ」という言葉を聞いたことはありますか?なんとなく「教養」や「大学で学ぶ特別な学問」というイメージがあるかもしれません。 しかし実際には、リベラルアーツは だれでも日常生活の中で身につけられる力 です。特に小学生のうちから触れていくことで、「考えることが好きな子」「学ぶことを楽しめる子」に育っていきます。 この記事では、 リベラルアーツとは何かを簡単にわかりやすく解説 なぜ今、リベラルアーツが注目されているのか 小学生の家庭でもできるリベラルアーツ的な学び方 大人の学び直しとしての活用方法 を紹介していきます。 リベラルアーツとは?簡単にわかりやすく解説 リベラルアーツ(Libe…
なんか薄々そうなのでは無いかなと思っていたことが、この本を読んである疑問が氷塊しましたね。 リベラリズムはなぜ失敗したのか 作者:パトリック・J・デニーン,角敦子 原書房 Amazon 何故アメリカでドナルド・トランプが大統領に返り咲いたのか、何故近代文明国家で極右政党が台頭しているのか、それが腑に落ちました。 原因はリベラリズムだったのだと。 私は最初「?」でしたが、その理由は本書を読み進めていくうちにわかってきました。 リベラリズムが際限の無い個人の欲望を抑制せずに促進し、古い因習や制度を忌むべきものとして退け破壊してしまったことにより、エマニュエル・トッドいうところの「ゼロ宗教状態」が生…
今日は「AI時代の上司に求められるもの」という題で、企業におけるこれからの管理職のとるべき行動について書きたいと思います。その前に、脳の働きを説明しますね。 ■大脳新皮質とは何? 仕事はふたつに分類される。それは「作業」と「創造」だ。ホワイトカラーの仕事は、いかに「作業」を減らし(効率化、自動化等)、「創造」を増やすかが課題だ。それは付加価値は後者が生み出すからに他ならない。という話を、以前に書きました。 その「創造」を司るのが「大脳新皮質」だ。もちろん大脳新皮質はそれ以外も重要な役目を果たす。少し整理してみる。 1.感覚情報の高度な処理 五感から得られた情報を統合・認知し、「意味のある」情報…
〜リベラルアーツは役に立たない!?とか言ったやつ、ちょっと表出ようか〜 (しろくま、図書館の片隅でカフェオレ片手に怒っております) ☕導入:リベラルアーツ?なんかゆるふわなアート? どーも、**しろくま(教養で武装した草食系)**です。このごろ「リベラルアーツって何?就職に関係なくない?」「アート系って無駄じゃね?」みたいな声がちらほら。おいおい待てぇい。じゃあお前、古代ギリシャでソクラテスに「その授業、意味あります?」って言ってみな。ヘラヘラしてたらパンチされるぞ(哲学的に)。 てなわけで、今回は**「リベラルアーツ=自由になるための教養」**という概念がどこから来て、なぜ今ふたたび注目され…