長浦京作品。 この方の作品は二作目で、一作目は「赤刃」でしたが、2作とも映像が目に浮かんでくる、映画をそのまま読んでいるような感覚になります。活動劇みたいな? 部隊は大正時代で、鬼滅の刃をイメージさせますが、関東大震災直後からシーンは始まり、凄惨なシーンからドキドキハラハラの連続。大正時代の街の様子や時事ネタなど、たくさんの文献を読んで、当時の地図を調べ、などなど時代考証も大変だったろうなぁ、、、と思いながら読ませます。 主人公はなんとかなるんだろうと、冷ややかに読もうと思っても、これまじやばいんじゃない?みたいなドキドキ感、なかなか小説では味わえない感覚は初めてでした。 というと、綾瀬はるか…