野のユリ シドニー・ポワチエ Amazon ★★★★ アリゾナ。車で放浪しているホーマー・スミス(シドニー・ポワチエ)が5人の修道女と出会う。彼女たちはドイツ系で、東側からベルリンの壁を超えて移民してきた。マザー・マリア(リリア・スカラ)はホーマーのことを神に遣わされた者だと思い込み、彼に教会を建てるよう言い渡す。ホーマーは建築家だった。当初はすぐに立ち去るつもりのホーマーだったが、マザー・マリアの強引さに引っ張られて教会建設に着手する。 聖と俗のカルチャーギャップをハートウォーミングな物語に昇華したところが良かった。思うに、人間の善性を扱わせたらハリウッド映画が世界一ではないか。ハリウッドに…