リング禍とは元々ボクシング用語で試合やスパーリングなどで殴りあって死亡事故を起こしたことを指します。元々の通りボクシングは頭部を中心に殴る関係上。リング禍が起きる可能性が非常に高い。
しかし、総合格闘技は攻撃する部位が頭部だけではなく、様々な箇所にあるので、ボクシングよりはリング禍に巻き込まれる危険は少ないといえる。しかしこれは寝技で打撃がなかった場合の話であり、プロになると寝てからも打撃があるので話が少し違ってくる。
寝た状態から殴られるという状態は体を固定させられている為、立った状態に比べて極めてよけにくく、又連打を食らい易くなってしまい、その上後頭部をマットで殴れているようなものであるため、非常に危険であり、そのようなケースでアメリカではプロの総合格闘技の試合でリング禍が起こっている。
またプロレスでは、公式・非公式試合で4件の他にスパーリング中の事故も報告されている。
またキック界でも、数は多くないものの幾件かの死亡事故が過去に起こっている。