リンゴ・ラム

★★★☆☆ あらすじ 互いの事を知らず、全く違った環境で育った双子の兄弟が、ひょんなことから再会する。 感想 片方は貧しい環境で育った喧嘩の強いチンピラ、もう片方は裕福な家庭で育った教養あるピアニスト、全くタイプの違う双子が巻き起こすアクションコメディだ。二人が同じ場所にいるために、周りの人間が勘違いして違う方に話しかけたり、続けて登場した二人に驚いたりと、混乱が生まれてそこに笑いが生じる。ただ、振り回される登場人物たちと同じように、見ているこちらも混乱してしまって、素直に笑えないことも多く、少しスッキリしない部分はある。 双子の二人にはそれぞれ同じような環境で育った女性がそばにいるのだが、二…

リンゴ・ラム さん Ringo Lam、林嶺東 香港の映画監督。 1955年12月8日、生まれ。2018年12月29日、死去。 情報 http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=3939 リンゴ・ラムの監督映画作品｜MOVIE WALKER PRESS 訃報 香港の映画監督リンゴ・ラムが63歳で死去、ヴァン・ダムやショーン・ユーが追悼 - 映画ナタリー 香港の映画監督、リンゴ・ラム氏死去 ６３歳 「友は風の彼方に」など手掛ける― スポニチ Sponichi Annex 芸能 関連記事 2019年6月29日から「週刊水曜日」で「はてなキーワード」…

こんにちは。ZeekなGoeです。 当ブログへのご訪問、ありがとうございますm(__)m このブログでは、お酒に関するレビュー記事だったり、そのほかにもお酒に関する 内容を記事としてアップしていくブログとなります。 では、本日の目次となります。 [目次] 今回の記事について このお酒について 【お酒概要】 【基本データ】 【ボトル表面】 【ボトル裏面】 色・香り・味わい・飲み方比較 【①ストレート】 【②ロック】 【③水割り】 【④ハイボール】 飲み方によるおススメ度 総評 あとがき 今回のお酒広告 過去の関連記事 過去のウイスキー記事一覧 その他 【人気ブログランキング】 【ブログ村ランキン…

www.shochiku-tokyu.co.jp『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』(1991)などのツイ・ハーク、『友は風の彼方に』(1987)などのリンゴ・ラムが共同監督を務めた作品。 生き別れた双子の兄弟ジャッキーとマーが、28年ぶりに再会するもギャングに狙われたことで騒動に巻き込まれていく様子が描かれます。 ジャッキー・チェンが一人二役を演じているのが見どころ。指揮者として活躍する兄マー（ジャッキー・チェン）が誘拐されたことから、チンピラの弟ジャッキー（ジャッキー・チェン）が代役として指揮を執るという面白い構図が見られます。 もちろんジャッキー映画お馴染みのコミカル…

おすすめランク Ｂ原題：八星報喜出演：チョウ・ユンファ（周潤發）ジャッキ－・チュン（張學友）レイモンド・ウォン（黃百鳴）チェリー・チェン（鍾楚紅）ドゥドゥ・チェン（鄭裕玲） 他監督： ジョニー・トー（杜琪峯）１９８８年度作品 『性格の違う３人兄弟の恋愛模様を描いたラブ・コメディ。長男のファイ（レイモンド・ウォン）は、テレビ番組の人気司会者で、 番組で知り合った子持ちの女性ウー（フォン・ボーボー）に恋心を抱くようになる。次男のロン（チョウ・ユンファ）は恋人のピュウホン（ドゥドゥ・チェン）と結婚して身を固めるつもりなのだが、プレイボーイなのが悪い癖 。ある日、デパートの店員をしていたビューティフル…

おすすめランク Ａ原題：龍虎風雲出演：チョウ・ユンファ（周潤發）ダニー・リー（李修賢）キャリー・ン（吳家麗）ロイ・チョン（張耀揚）ソン・イエ（孫越） 他監督：リンゴ・ラム（林嶺東）１９８７年度作品 潜入捜査官と強盗団幹部のアツい友情を描いた傑作。 『宝石強盗を追っていた潜入捜査官ワーが死体で発見される。ワーの上司であるラウ警部は、甥の潜入捜査官チャウを呼び出し、ワーの捜査を引き継いでほしいと頼む。だが、任務とはいえ人を騙して裏切る潜入捜査の仕事に嫌気が差していたチャウは、刑事を辞めて恋人ホンと幸せな家庭を作りたいと願っていた。それでも、ラウ警部に説得され、最後の仕事として強盗団に接触する任務を…

男たちの挽歌III アゲイン/明日への誓い 原題 英雄本色III 夕陽之歌 製作 １９８９年 めぐちゃんの満足度 ★★★★☆ 香港ノワールの傑作「男たちの挽歌（英雄本色）」シリーズの第3弾です。男たちの挽歌シリーズの正統な続編であり、完結編となっております。邦題の挽歌率の高さと紛らわしさといったら（笑） 1974年マーク（周潤發）は華僑の親戚に会うために香港からベトナムにやって来ますが、税関で足止めを食らいます。マークは所持していた大金を没収されそうになり、たまたま居合わせたキティ（梅艷芳）という女性の計らいによって事なきを得ます。 空港を後にしたマークは刑務所に収容されていた従弟のマイケル（…

友情や憎しみを超えて相手と同化したい ジョン・ウーは、美しいもの、清らかなもの、純粋なものと対比して「悪」を描くといった手法をよく使うが、この映画でもそうだ。 教会での大殺戮。敵の放ったマグナム銃によって崩壊する聖母子像。銃弾の音に驚き飛び立つ白い鳩が教会のろうそくの火を消す…。 『狼』の中盤どころ。砂浜で遊ぶ幼女のあどけない顔。その子の表情の変化から、ユンファは敵の気配を察知し反撃するが、その幼子は敵の銃弾に倒れる。 清らかなものを踏みにじる巨悪への憎しみをつのらせ、我々観客の心を煽り、加速度的に映画へと感情移入させてしまうジョン・ウーの演出。殺戮シーンでのパイプオルガン（讃美歌）の使用など…