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リンパ浮腫

(サイエンス)
りんぱふしゅ

リンパ管・リンパ節の異常によりリンパ液が皮下に滞留し、むくみが取れなくなる病気。

外傷や手術ごの後遺症として発症する「続発性リンパ浮腫」と、生まれつきリンパ管やリンパ節の働きが弱く発症する「原発性リンパ浮腫」がある。
下肢、上肢、体幹と発症する部位はそれぞれであり、睡眠後もむくみが取れず患部が肥大していく。リンパ液が貯留することで免疫力が低下し、疲れやすく感染症にかかりやすくなるというリスクがある。治癒は難しく、罹患すると一生コントロールしなければならい。

原発性、続発性ともに特効薬はなく、患部を圧迫することで悪化を防ぐ。近年は形成外科におけるリンパ管静脈吻合術(LVA)、リンパ節移植術(LNT)など外科的治療も積極的に行われている。

受診科は形成外科、婦人科、乳腺外科、循環器科など。リンパ浮腫外来を標榜している医療機関に受診することが望ましい。リンパ浮腫専門のセラピストが在籍する治療院で相談すると専門医を紹介してもらえる。
美容エステのリンパドレナージュは損傷したリンパ管には負担が大きいため悪化を招くことになる。
一般的にいうむくみとは発症原因や治療法が異なるため、専門家の指導のもと治療・施療しないと悪化するので自己判断は禁物。

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