3.7 この映画のWikipediaの「See also」にLost in Translationがあるのは年配男性と若い女性の友情を非性的に描いているからだろう。 たとえば日本のコンテンツではおっさんとJKがいたらそこにセクハラがおこるのは必至、というのも世間において年齢や性別は人物をとらえる材料であり、おっさんはいやらしいものであり、JKは挑発的なものであり、したがってふたりが揃ったらそこにはセクハラがおこる──という類型化された脳内変換がおこる。 一方でそれは創造性の限界とも言える。ある意味日本のコンテンツにはシチュエーションを定型にあてはめる遊びの要素=あるあるを楽しむ要素がある。希少…