Lee Strasberg 俳優、演技指導者、脚本家、舞台演出家
メソッド演技法を確立した演技指導者として有名。 9歳で渡米、演劇を学び、25歳で舞台活動を始める。ニューヨークでグループ・シアター設立に携わり、1949年にはアクターズスタジオ芸術監督に就任。演技指導者として評価を高めた。 映画俳優としては8本のみ作品を残している。
ジュルジュ・パン・コスマトス監督、リチャード・ハリス、ソフィア・ローレン、マーティン・シーン、O・J・シンプソン、リー・ストラスバーグ、エヴァ・ガードナー、ファウスタ・アヴェリ(カテリーナ)、ジョン・フィリップ・ロー(スタック少佐)、アン・ターケル(若い女性客)、レイ・ラブロック(若い男性客)、ルー・カステル(テロリスト)、ライオネル・スタンダー、アリダ・ヴァリ、イングリッド・チューリン(ストラドナー博士)、バート・ランカスターほか出演の『カサンドラ・クロス』。1976年作品。 音楽はジェリー・ゴールドスミス。 原作なのかノヴェライズなのかよくわかりませんが、ロバート・カッツによる小説「カサン…
©︎ZAKZAK 昔、黒澤明監督が「影武者」の撮影で、勝新太郎を降板させたことがあった。 勝新太郎が、自分の演技の復習のため、ビデオ撮りしたいと言ったのが、理由とされている。 黒澤監督の周辺の人々は「役者のぶんざいで」と批難し、代役の仲代達矢でさえ「黒澤組で仕事するなら、黙って従うしかない」と言った。 (こんなイエスマンの黒沢組を作っていったから、晩年は凡作ばかりで、勝を切った帳尻を合わせていったとも言える)。 しかし、理不尽でも、映画村の”誰がボスか”という掟を守らなかった勝が悪いのである。 この日本の封建社会のルールが、私は嫌いだ。 アメリカでは、”役者のぶんざい”が、学習する機会が与えら…
主役などというものは
www.shochiku-tokyu.co.jpフランシス・フォード・コッポラ監督による伝説のマフィア映画のシリーズ2作目に当たる2年ぶりの作品です。 アル・パチーノ演じるマフィアのボス、コルレオーネのファミリーの物語は見応え抜群。 前作でマーロン・ブランドが演じたヴィト・コルレオーネの青年時代をロバート・デ・ニーロが怪演を見せたことでも話題となりました。 第47回アカデミー賞(1974年度)では、4部門ノミネート(主演男優、助演男優(マイケル・V・ガッツォ、リー・ストラスバーグ)、助演女優、衣装デザイン)、6部門受賞(作品、監督、助演男優、脚色、美術、作曲)という成績を残しました。放送情報ゴ…
ハリウッドの「嫌われ者」 映画監督あるいは舞台演出で知られる、社会派の巨匠エリア・カザン監督。舞台演出家としてピューリッツァー賞やトニー賞を受賞。映画監督としても数々の名作を生み出し、アカデミー賞を始め多くの映画賞に輝いた。 また、劇団時代の仲間と俳優養成学校「アクターズ・スタジオ」を設立。後に加わったリー・ストラスバーグとともに「メソッド演技」の指導を行ない、マーロン・ブランド、ジェームズ・ディーン、ポール・ニューマン、ダスティン・ホフマン、アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロらの名優を輩出している。 そんな華々しい経歴を誇る名監督だが、一方ではハリウッドの「裏切り者」として、晩年まで批判の…
〈2023年10月17日の記事〉 オスカー候補3度の名女優 米アカデミー賞に3度ノミネートされた米女優のパイパー・ローリーさんが、14日にロサンゼルス市内の介護施設で老衰により死去したことが伝えられた。享年91歳だった。 ローリーさんは1932年生まれのミシガン州デトロイト市出身。本名はロゼッタ・ジェイコブス。家具デイラーとして働く父親の祖父母はポーランド系のユダヤ移民、母方の祖父母はロシア系のユダヤ移民で、3人姉妹の末っ子として育つ。 小さい頃はとても内気な少女だったようで、心配した両親が発声のレッスンに通わせたことから演技も学ぶようになり、ユニバーサル映画のエキストラとしていくつかの作品に…
あまりに書くのが遅すぎて泣けてくるけれど、何とかまとめた、2023年最後の鑑賞記録です。 年末に見納めとした『カサンドラ・クロス』 以下は作品情報のまとめと感想です。以下各所で内容に触れていますので、読み進める際はご注意下さい。 原題:The Cassandra Crossing 公開年:1976年 上映時間:129分 監督:ジョルジュ・パン・コスマトス 脚本:トム・マンキーウィッツ 撮影:エンニオ・グアルニエリ 音楽:ジェリー・ゴールドスミス 出演:ソフィア・ローレン リチャード・ハリス マーティン・シーン O.J.シンプソン ライオネル・スタンダー イングリッド・チューリン バート・ランカ…
コロナ禍で引き合いに出されることも多く、タイトルだけは知っていたのですが、ずっと未見だった作品を午前十時の映画祭で初鑑賞してきました。 パンデミックものかと思いきや後半は怒涛のアクション。まさに1粒で2度美味しい作品。 最後の橋のシーンは夏に観た「ミッションインポッシブル7」よりも迫力があって思わず声が出てしまいました。 ◇◇◇ ジェリー・ゴールドスミスの音楽が鳴り響く中、一切のセリフなくスタートする冒頭。 救急車の担架を上から追ったカメラアングルなど緊迫感があって一気に惹きつけられます。 細菌類に感染したテロリストが逃亡し国際列車に逃げ込むというシンプルなストーリー。 ワンちゃんのお皿から水…
こういうの、自分は嫌いじゃないよ。 ただ「なんであんなに研究者が苦戦していた感染症がすぐに治っちゃうんだよ!」というツッコミどころはあるけど。そんなの気にしたら負けだw。 カサンドラ・クロス - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画 ★3.5という評価なので「なかなか見ごたえのある」出来栄え。軍人もステレオタイプと思いきや苦悩とかもあって脚本が良く出来てるなと思ったが。大佐役のバート・ランカスターと医者が揉めるとか演出を工夫してもよかったかな。 まだ無名時代のマーティン・シーンが活躍してました。ううん、若い! 『カサンドラ・クロス』(The Cassandra Cros…
LA.大胆で緻密な手口で大きなヤマばかりを狙う冷徹なプロの犯罪者,ニール・マッコーリーとその仲間たちは,ハイウェイで多額の有価証券を積んだ装甲輸送車を襲った.新顔のウェイングローが警備員の一人を射殺してしまい,ニールは仕方なく口封じのためにほかの警備員も手にかけて逃走する.急報を受けた市警強盗殺人課の切れ者警部,ヴィンセント・ハナが陣頭指揮に当たり…. 回顧めいた印象をいえば,アクターズ・スタジオ芸術監督リー・ストラスバーグ(Lee Strasberg)亡き後,役柄に取り組む俳優の創造性を証してみせ,強い印象を残す稀有な作品の1つだった.メソッド俳優術の体得者は,尋常ならざる役作りと表現を通じ…
J1開幕戦の件、取り敢えずギリギリまで検討してみる理由:「livedoorのTK君が介助してくれたら行けるw」 行き帰り自力で何とかするけど、長居まで行ってみ mathichen.hatenablog.com 地下鉄で隣の隣駅に位置する昭和町にて🔪研ぎながら待ち構える某ビストロから逃げられへんがな TK君よ、下戸に代わって飲む力もお無いが、アナタの胃袋掴んだカニ味噌🍝を奢るから介助頼むワイw
2023年10月24日 アマプラで鑑賞 【監督】フランシス・フォード・コッポラ 【出演】アル・パチーノ(マイケル・コルレオーネ)、ロバート・デ・ニーロ(ヴィトー・コルレオーネ)、リー・ストラスバーグ(ハイマン・ロス)、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートン、【公開】1974年米【時間】200分 3時間20分の長編。さながらコルレオーネ家の大河ドラマだ。 ヴィトー役のロバート・デ・ニーロの声が、パート1の同役を演じたマーロン・ブランドの声色とそっくりなのに驚いた。 人間関係が複雑なので、シリーズを何回も観直して楽しみたい。 マイケル・コルレオーネの台詞 『Keep your friends c…
BD/洋画/カサンドラ・クロス(Blu-ray) posted with カエレバ サプライズweb Yahooショッピングで調べる Amazonで調べる 楽天市場で調べる 何かとコロナで昨今話題のWHO。そのWHOにゲリラがおし入って、銃撃戦の末割れたガラス容器は感染性の高い病原菌のもの。1976年の映画「カサンドラ・クロス」は、その病原菌を浴び感染した逃げたゲリラ一人が、パリ・アムステルダム経由ストックホルム行きの大陸横断鉄道に乗り込んだから、さぁ〜大変てな物語。「カサンドラクロス」は、日本では1977年の映画興行収入で6位。洋画だけなら「キングコング」「遠すぎた橋」に次いで3位の大ヒット…
ハワイアン・パラダイス [DVD] posted with カエレバ エルヴィス・プレスリー、スザンナ・リー パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2010-05-28 Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる 1966年のエルビス・プレスリー映画、「ハワイアン・パラダイス」に出演していたマリアンナ・ヒル↑。マリアンナ・ヒルは1974年の映画「ゴッドファーザー PartⅡ」で、フレド(ジョン・カザール)の、元女優設定のグラマーでド派手な酔っぱらいの、手におえない奥さんディアナを演じた方です。パーティでベロベロに泥酔し、フレドではない別の男とダンスして…
1974年アメリカ映画。 PART IIというと普通は二番煎じ的なもの になってしまうが、これはPARTⅠを超え る評価を得てアカデミー賞作品賞連続受 賞、でもやっぱり見に行かなかった。 テレビかレンタルビデオで見たのだろう。 さて何十年振りにPARTⅠに続けて見た。 アル・パチーノの孤独感、失意感はよく わかる。 ファミリーの結束を砕いていくのは、資 本主義社会であり女性の行動、母親は表 てに出てこなかったが、妻ダイアン・キ ートンは離婚を申し出、妹 タリア・シャ イアはファミリーに戻り支える。男だけ の社会ではなくなりつつある。 父の若き頃の役のデ・ニーロは(前に見 ているはずなのに)はじ…
www.nhk.or.jpフランシス・フォード・コッポラ監督による伝説のマフィア映画のシリーズ2作目に当たる2年ぶりの作品です。 アル・パチーノ演じるマフィアのボス、コルレオーネのファミリーの物語は見応え抜群。 前作でマーロン・ブランドが演じたヴィト・コルレオーネの青年時代をロバート・デ・ニーロが怪演を見せたことでも話題となりました。 第47回アカデミー賞(1974年度)では、4部門ノミネート(主演男優、助演男優(マイケル・V・ガッツォ、リー・ストラスバーグ)、助演女優、衣装デザイン)、6部門受賞(作品、監督、助演男優、脚色、美術、作曲)という成績を残しました。放送情報ゴッドファーザーPART…
私がスーザン・ストラスバーグを知ったのは1986年頃に,、NHKで放送されたマリリン・モンローを特集した番組を見た時です。モンローとゆかりのある人という感じでインタビューに答えていました、だから女優としてではないんです。 スーザンは1938年生まれでアクターズ・スタジオで演技指導をしていたリー・ストラスバーグの娘なのですが父親の方が圧倒的に有名だと思います。 彼女の書いた自伝「女優志願」(1985年出版)を読んだ事があるのですが、リチャード・バートンと不倫をしていたとかその後、別の男性と結婚をしたというプライベートな事はあまり興味がなかったのですが、後に夫となる俳優のクリストファー・ジョーンズ…