ルイス・ザンペリーニの伝記ということで、まず初めに真実の物語のテロップが出ます。同じ映画を見てもこれが出るだけでちょっと雰囲気が変わりますよね。お恥ずかしい話、この人のことは存じ上げておりませんで、F-1レーサーのハミルトンか田園調布に家が建つあのコンビが頭に浮かぶ程度。映画はタイトルが示すようにほぼ全編がまさに不屈。おそらくこの方ならこの時代でも徹底的な自粛に堪えられるでしょうね。メインは戦争下の話なんですが、白鯨を髣髴させるシーンもあったりととにかくおかれた状況が過酷の一言。収容所も然りですね。余程、大脱走の収容所の方がはるかに快適なんじゃないでしょうか。それがまた日本だっていうから見てい…