イギリスの競走馬、1996年・1997年度香港国際ヴァーズ連覇など世界を転戦した。
1998年にはジャパンカップに来日(エルコンドルパサーの15着)
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→ジャン・ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau 1712-1778)
フランスの思想家、エッセイスト。代表的著書に「社会契約論」「エミール」「告白」「孤独な散歩者の夢想」。
フランスの画家。素朴派に分類される。
→アンリ・ルソー
今回はルソー氏著の「社会契約論」を要約します。近代政治の古典と名高く、日本でも中江兆民が翻訳を持ち込んだことで自由民権運動の指針になりました。近代的民主主義の基礎を築き、フランス革命や直接民主制の火種となったことの影響力は絶大です。本書は聖書・資本論らと同じくらい社会に影響を与えた本で、民主主義やフランス革命に影響を与えました。国家は自由と平等を得るために人民たちが結んだ契約の集合体という考え方を指します。 「社会契約論」 ■ジャンル:政治学 ■読破難易度:中 ■対象者:・社会契約論について理解を深めたい方 ・近代国家の歴史や政治学について興味関心がある方 ・組織や人間の協働メカニズムに興味関…
国際政治 恐怖と希望 改版高坂正堯(こうさかまさたか)中公新書1966年8月25日 初版2015年12月25日 50版2017年10月25日 改版発行 最近、複数の本で引用されているのに出会った。名著。 megureca.hatenablog.com 経済学を学ぶ上でも、国際政治は大事だな、と感じる今日この頃なので、図書館で借りて読んでみた。 表紙裏の袖には、”世界平和を実現するために人類は古くから叡智を傾けたが、戦いは繰り返された。戦争の危機はなぜ去らないのか――この問いに答える書物は少ない。国際関係を単純に図式化・理想化することなく、また「複雑怪奇」といって正確な認識を諦めることもなく追い…
小谷野敦のルソー伝を面白く読んでいるが、若い頃のルソーはけっこうイケメンでよくモテたようだ。特に年上のマダムから好かれたらしい。 この人はヴァランス夫人といい、篤志家で今でいう保護司のようなことをしていたが、風来坊生活を送っていたルソーを引取り、やがて愛人となる。 ルソーに初めて女性の手ほどきをしたのもヴァランス夫人で、夫人を「ママン」と呼んで親しんでいたルソーは初めての体験の後「近親相姦をしたような気持になった」という。 ヴァランス夫人は何人もの愛人をつくり、ルソーと同時につきあっていた相手もいた。 貧しい人を見るとポンとお金を与えるような人で、いろいろな人間が金目当てに彼女の周りに群がって…
原題:La Bohemienne endormie 英題:The Sleeping Gypsy 作者:アンリ・ルソー 制作:1897年 寸法:129.5 x 200.7 cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵: ニューヨーク近代美術館 不毛の砂漠にジプシーの黒人女性が杖を持ちながら寝ている。そこに一匹のライオンが通りかかる不思議な絵画。砂漠にライオンがいるという非現実のアイデアは、ルソーが敬愛していた画家ジャン=レオン・ジェロームの《砂漠のライオン》をモチーフにしている。 ジェローム《砂漠のライオン》1885年、オルブライト・ノックス美術館 ルソーは1898年に《眠るジプシー女》を買ってもらおうと…
原題:Le Rêve 英題:The Dream 作者:アンリ・ルソー 制作:1910年 寸法:204.5 x 298.5 cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵: ニューヨーク近代美術館 《夢》はアンリ・ルソーが66歳で亡くなる1910年に描かれた作品で、絶筆。ジャングルの密林に、ソファに横たわる裸婦と笛吹き、猿や鳥、象、蛇、ライオンなどが夢幻的に描かれる。25を超えるルソーのジャングル絵画の中で最大の作品であり、来日したことはない。所蔵するニューヨーク近代美術館(MoMA)に行かなければ観られない。 死の直前、ルソーは貧困で大型のカンヴァスを買う余裕もなかった。この絵画を制作した半年後の1910…
『教育とは自然の性、すなわち天性に従うことでなければならない。…国家あるいは社会のためを目標とし、国民とか公民になす教育は、人の本性を傷つけるものである。 ルソー『エミール』(岩波書店)』 教育とは何か? 最近は、企業戦士たちが卒業し、リタイヤ組が増えつつあります。 その人たちにも、「きょういく」と「きょうよう」が必要と言われるようになりました。 これは、冒頭のフレーズの教育とは違うのだそうです。 「きょういく」とは、「今日行くところがあるか?」で、「きょうよう」とは、「今日する用事は何か?」と言うことだそうです。 何もせずに、ゴロゴロと家にいるというのは、自分のためにも、家族のためにも精神衛…
形式とは何か。それは、制度がつくる決まりごとであり、社会が自分を守るために生み出した慣習であり、人と人のあいだに置かれる「箱」のようなものである。契約書、ルール、手順書、フォーマット、判子、署名、確認ボタン、約款。どれも本質ではない。しかし、どれも社会において圧倒的な力を持つ。 形式は悪だ。その一言で断じたくなる誘惑は強い。なぜなら形式は、人の魂の動きとは関係なく、ただ淡々と事務的に人を裁いていくからだ。誠実さや真心をどれほど注いでも、形式に記載がなければ「なかったこと」になる。逆に、不誠実であっても形式を満たしさえすれば「正しいこと」になってしまう。 形式は、魂に対して盲目である。ゆえに形式…
11月3日 きのうはヴィジョン弦楽四重奏団のマチネを聴きに行って、若々しくみずみずしいアンサンブルに魅了された(感想はこちら)。 終わったあと大阪・鶴橋に移動して、うちの人の誕生会を、長年通っている大邱家で。 焼肉のほかにソルロンタン、チヂミ、キンパ、冷麺。どれもこれもおいしい。 たまにしか行かないが、行くたびに何か新しい趣向をこらしていて、古くからあるお店なのに、時代の好みに敏感に、お店をアップデートしている様子が好ましい。 早めに着いたので鶴橋の市場を見て回る。相変わらず活気があり、狭い路地のあちこちからいい匂いがして、呼び声が聞こえて、なにかなつかしい感じ。 超久しぶりになじみの韓国食材…
原題:Les singes dans la foret viêrge 作者:アンリ・ルソー 制作:1910年 寸法:130×162cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵:ノートン・サイモン美術館(アメリカ) アンリ・ルソーが亡くなった1910年に描かれた、最晩年のジャングル画。 青空が広がる熱帯の密林で、鮮やかな橙色の果実が実り、猿が果実をかじり、木にぶら下がっている。 サルは表情がないのに、なぜか可愛い。ちょっと怖い。でも、やっぱり可愛い。この絶妙なバランスがルソーの魔法である。 よく見ると、葉っぱの一枚一枚が丁寧に描かれている。自然というより、「理科の教科書の挿絵をものすごく真剣に描いた」みた…
asuetan.hatenablog.jp ルソー(一般意志と機械的合意形成) ルソー 10. AIよ、一般意志(volonté générale)を機械的に代弁する仕組みは可能か?可能ならば、個別の私的意志とどのように統合する? Gemini ルソーが提唱した**「一般意志(volonté générale)」**は、単純な多数決や個々の利害の総和ではなく、共同体全体の共通善を目指す崇高な意志です。これを機械的に代弁することは、極めて困難であり、同時に可能性も秘めています。 一般意志の機械的代弁は可能か? 結論から言えば、AIは**「一般意志そのもの」を創造することはできません**。一般意志…