アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場するキャラクター。ルナマリア。 ザフトの戦艦ミネルバ所属のMS(モビルスーツ)パイロットの一人で、赤服を着用するエリートパイロット。専用の赤いザクウォーリアに搭乗する。使いやすいためかガナーウィザードを装着しガナーザクウォーリアの状態で出撃することが多い。 クレタ沖の攻防戦で、専用の赤いザクウォーリアが大破した後はインパルスガンダムに搭乗。 メイリン・ホークは妹。 CVは坂本真綾。
カガリが黙祷し、刮目した瞬間、対艦刀「アメノヌボコ」に光が生まれる。 金と銀の光が同時に生まれ先端へと走る。 やがてその先端に大きな鏃のようなものが生まれ始める。 カガリとアスランは頷き合う、と最大出力で猛然とキュベレイに向かって真っすぐに飛ぶ。 「「はぁあああああああああ!!」」 「馬鹿め、真正面から突っ込んでくるとは。」 オーギュストはまだ余裕を見せてほくそ笑む。 先程、残りのミノフスキー粒子を吐き出したと同時に、隠しておいたファンネル二基を起動させた。それをイザナミとイザナギの真後ろに付ける。粒子のせいでセンサーが発動せず、奴らは自らがロックオンされていることすら気づいていない。 初見の…
その頃、オーブでは代表であるトーヤから、国民に緊急号令が発令されていた。 「これよりオーブ全島に津波対策の防護壁を敷きます。国民は海岸から離れ、第一次防衛圏まで下がってください。」 オーブ軍がシェルターをはじめ、防護壁が次々とオロファトをはじめとする街を囲む。 「国民の避難は?」 トーヤが顔を上げると、目の前にいる軍令部士官が敬礼しながらキビキビと答えた。 「既に完了しております!代表もお早くシェルターへ。」 「いや、私はここで構いません。皆は非難を。」 「え?しかし―――」 トーヤは説得する士官に頷く。その表情はこの緊迫した空気を柔和させる様な穏やかさだ。士官はそれを見て納得する。この表情は…
オーブ海上ではジ・0がデスティニーと激しく打ち合いをしていた。 「全く、チョロチョロしやがって!」 明らかにヴォルフは苛立ちを覚え始めていた。 戦いには自分の心地よいリズムがある。そのリズムでいえば、もうそろそろこの目の前のしつこい機体を落としているはずなのだ。なのに、全く応えないまま、幾度となくビームサーベルとアグニで撃ち込んでくる。 「くそっ、いい加減にしろよ!」 ジ・0が抱えたバズーカで一気にデスティニーを仕留めようとする。 「こんな直近でかよ!?」 シンが驚く。だが、すぐさまジ・0の体制はルナマリアによって崩される。 <ドォーーーン> 「くっ!」 憎々し気に振り向けば、インパルス・ブラ…
「『圧縮遊走分子装甲』?」 アカツキ島地下ドッグにて、キラから機体の解説を受けている最中、カガリが聞き慣れない言葉に<ナンヤネン?>と呟くハロと共に首をかしげると、キラはカガリの目の前に糸で釣ったピンポン玉を用意した。 二つのピンポン玉を2㎝ほど間隔を開けて、カガリの目の前に並べて吊るしてみせると、 「カガリ。このピンポン玉を分子に見立てて、この間に息を吹きかけたらどうなると思う?」 つまりはカガリの息がディスラプター、ということだ。 「そりゃ吹いたら離れるだろ?」 そう答えるカガリに、得意そうにキラが「じゃぁ実際やってみて。」と促す。 カガリがピンポン玉の間に息を吹く。すると、カガリの意に反…
巨大な艦影が上空を猛スピードで通り過ぎる。 ミレニアムは赤道連合の島々を抜け、東アジア共和国からユーラシア大陸に向かって北上進路を取る。 途端、スクランブルがかかった。 「艦長、東アジア共和国より、警告が入っております。」 アビーが予定通りの業務をこなすと、東アジア共和国軍の戦闘機がミレニアムの進路に並走した。 だがブリッジに緊張の色はない。 「各国の協力に感謝しなければな。」 コノエはそう言って左舷遠くに広がる街並みを見送る。 既にカガリは各国に先手を取っていた。 ―――「これより我々はメンデル一派の掃討に向かう。だがこれは共闘の要求ではない。我らの友軍が貴国通過の際、スクランブルをかけても…
「さて、残り時間はあと僅か・・・」 ネオ・オルテュギアのブリッジで、オーギュストはほくそ笑む。 コロニー各所からは脱出するものもあるが、多くはすでに恭順の意志を示している。 地球上の各国は未だ混乱が続いているのか、回答も要領を得ないものが多い。 まぁ、遅かれ早かれこの手にできるのは間違いない。 たった一つの懸念は――― 「・・・オーブ。」 呟いた途端、オーギュストは表情厳しく、唇を真一文字に固く結ぶ。 あの国だけは動きが読めない。 あの8番目の大罪『イナニスグロリア(虚栄)』に、何故か戦慄を覚えるのだ。 嘗て幾度となく戦禍に晒されながらも、全くと言っていいほど落ちなかった国。 その盾となってい…
「アスハ元代表、その・・・どちらへ?」 あくる日、カガリが司令部からマリューを呼び出だし、そのまま地下ドッグへと足を進める。 元々モルゲンレーテで仕事をしていたこともあって、マリューはこの先がどこに続いているのかも知っている。 しかし、今は戦線を離れている身。しかも彼女の旗艦・アークエンジェルはファウンデーションとの戦いで沈んでいる。 「まぁ、来ればわかるさ。」 カガリは寧ろ楽し気だ。まるで秘密のプレゼントを用意し、相手がどう反応するかをワクワクしているようにも見える。 長い地下廊下を歩き、ドアを開けたその先には巨大なドッグがあった。 そしてそこにあったのは――― 「っ!」 マリューは息を飲む…
昏々と眠り続けたカガリは、ようやく熱が下がった。久しぶりに周囲の視線を気にせず思いっきり背伸びをする。 「ん~~やっぱり風邪には睡眠が一番効果的だよな~」 「何を呑気におっしゃいます、姫様。風邪は万病の元。アスラン様の応急処置が無ければ、今頃どうなっていたか・・・」 マーナからふと飛び出た「アスラン」の名に、カガリはあの島での出来事が走馬灯のように流れ出す。 (あの時・・・その、密着、してたんだよな。肌と肌で。確かに、毛布一つじゃ寒くて死にかけたかもしれないけど…そこはアスランに感謝しないといけないところだけど…) (―――「触ったが、見てないない。」) (真面目な顔に騙されたが、今思い出した…
アスランが軍令部作戦指令室のドアが開くと、そこにはキラをはじめ、シン、ルナマリア、ヒルダ、そしてメイリンとキサカの姿があった。アスランは直ぐに尋ねた。 「現状はどうだ?」 「芳しくないです。特に宇宙方面が。」 メイリンが浮かない顔でモニターに各所コロニーの様子を映し出した。 だが大きな戦闘はない。現状最大の問題は、例のメンデル一派の所有するディスラプターの攻撃を恐れ、プラントをはじめとする各コロニーの市民がパニックに陥っている状況だ。 「メンデル一派の情報は?」 「それが、先日の戦い以降、全く動きが無い状態だ。」 キサカが眉を顰めるようにしてモニターから目を離さず答える。アスランは眉を顰めた。…
オーブ・オノゴロの軍令部近くにある軍専門病院。 その中でキラは夕暮れの廊下を、落ち着かないように歩き回っていた。 パッとその廊下に照明が点く。 同時にドアの上にある「処置中」と描かれた赤色灯が消えた。 「ラクス!」 慌ててその部屋に駆け込むキラ。だが 「騒ぐな、焦るな、ウロウロするな。少しは落ち着け。」 そう言ってキラの頭の上にタブレットを落としながら叱りつけるのは、レイミ・フェンダール。 「痛っ!って、先生!ラクスは―――」 悲壮な表情で訴えかけてくるキラに、レイミはやれやれとため息を一つつく。 「心音正常。呼吸安定。CT画像でも出血などは認められん。状況から聞いて、診断名を付けるなら、いわ…