映画「危険がいっぱい」(原題:Les félins、1964)は「太陽がいっぱい」のルネ・クレマン監督とアラン・ドロンが再び組んだモノクロでスタイリッシュなサスペンス映画。音楽はラロ・シフリン(「ブリット」「燃えよドラゴン」)。監督デビューする前のコスタ=ガヴラス(「Z」「告白」)が助監督を務めている。撮影は「死刑台のエレベーター」「太陽がいっぱい」「シベールの日曜日」のアンリ・ドカエ。モノクロ映像が冴えわたっているはずだ。 劇中でもドン・ファンとギャングたちから言われる色男のドロンが、小悪魔的なジェーン・フォンダを子ども扱いし相手にせず、ギャングのボスの情婦で大富豪の未亡人に手を出したことか…