フランスの由緒ある自動車メーカー。
1898年 Société Renault Frères(ルノー・フレール社)として創業。
ルノー・フレール社は1945年1月に国営化され、名称を「ルノー国立公社(Régie Nationale des Usines Renault)」に変更した。
1984年に経営危機に直面したが、カルロス・ゴーン氏が副社長として建て直しをはかった。
1990年に公社から有限責任会社となった。
1996年7月に民営化が始まるまでは、実質、国営企業であった。
1999年3月、日産自動車と提携。
1999年7月、ルーマニアのダチア(DACIA)と提携。
2000年9月、大韓民国(韓国)のサムスン(SAMSUNG)と提携し、ルノーサムスン 発足。
2001年、ルノーの商用車部門(Renault Trucks)をボルボが買収。また、ボルボはルノーの出資を受け入れ、ルノーが筆頭株主となる。
1977年から、ルノー・スポールとしてF1グランプリに参加。
F1にターボエンジンを持ち込み、80年代前半にはトップチームの一つとして活躍したが、1985年を最後にF1撤退*1。
1989年からエンジンサプライヤーとして活動を再開し、ウィリアムズ、ベネトンなどにエンジンを供給。ホンダ撤退後のグランプリを席巻し、1992〜97年までのコンストラクターズタイトルは全てルノーエンジンの供給先による。
2000年、ベネトンを買収。
2002年からルノーのフルワークスとして活動。
チーム名は、2002年から2006年まで「マイルドセブン・ルノーF1チーム」。
2007年からオランダの金融グループINGグループがタイトルスポンサーとなり「ING・ルノーF1チーム」となる。
リスト::F1
*1:エンジンサプライヤーとしては1986年まで。