2日、ニューヨークの国連本部前で一人の男性が焼身自殺を遂げた。チベット人活動家のログバ・ランツェン氏(52)である。 これで、2009年以来、中国の民族政策に抗議して焼身自殺したチベット人は166人となった。 ランツェン氏の行動は、1日に中国で施行された「民族団結進歩促進法」への抗議とみられている。チベット独立を訴えてきた同氏は、自身のSNSで「中国政府の政策はチベットの人々のアイデンティティーを抹消する」と発信していたという。 この「民族団結進歩促進法」は、今年3月12日に全人代で可決され、習近平国家主席の署名を経て施行された民族政策に関する法律だ。 法律は、愛国主義教育や中国政府が定める歴…