1 SD選書のル・コルビジェの本を読み終わった。海外の評論家がル・コルビジェについて書いた評論で翻訳されたものなので、自分にとっては少し頭に入ってこないところもあったが、面白かった。ル・コルビジェの生涯――――シャルル=エドゥアール・ジャヌレの生まれや育ちから、建築論争に対するル・コルビジェのスタンスや論調を知った。批判に対して前のめりに反論していくような印象を受けたが、それは彼自身に確固たる設計の芯があり、住む人達の生活のことを考えていたからなのかと考えた。彼が手掛けた日本の建築物は、国立西洋美術館がある。過去に何度か行ったことがあるが、外観は特徴的な真四角の形に装飾が施されたもので、遠くか…