ウィーン生まれの英国の陶芸家(1902-1990)。 シンプルで味わい深く、なおかつ都会的な作風で現在でも多くのファンをもつ。 バーナード・リーチや濱田庄司、三宅一生と交流があったことでも知られる。
ルーシー・リー展 ー東西をつなぐ優美のうつわー 東京都庭園美術館 2026年 美しいアール・デコの館で開催中。イギリスの陶芸家ルーシー・リーの展示へ。 まずは今回のメインビジュアルにもなっているターコイズブルーに金縁の器。会場を入ってすぐの場所に設えられた特別の空間に堂々とこれひとつだけで置かれ、全方向からゆったりと観ることが出来るようになっていた。まるで宝石のような展示方法。そう、これは宝石のように鑑賞できる器なのだ。 ルーシー・リーらしさいっぱいの平たく広がった形に、極端にすぼまる高台へのライン。だらりと垂れた金色の釉薬の具合も魅力的なトップバッターに相応しい器。とにかくターコイズブルーが…
“先週、テニス練習にこなかったね~” 友人から訊かれて、あれっ、なにしてたんだろ?一週間前の日の記憶が消えている。久しぶりに娘が一泊するというので、その準備をしていたのかもしれない。 ~この一週間の我が家のできごと~ ☆第87回全日本ベテランテニス選手権(岡山)に、シングルス、ダブルスのダブル出場を果たした夫。連日、息子が応援に駆けつけてくれた。 ☆芸術の秋。四日は、県立美術館、お隣の国立工芸館をはしご。「北斎 広重」展、「ルーシー・リー」展を堪能した。 ☆柿や栗、サツマイモ、落花生など友人たちから秋の実りをいただいた。 ☆昨日は、「三三会」(昭和33年○○小学校卒業生同窓会)から“…先日、地…
陶縁会水墨画クラブの講師、井上昭彦先生の作品です。オリジナルを何枚か分けて戴きました。 戴いた作品の中で、一番、気に入っている作品です。表情が何とも面白い。 12月16日(土)の水墨画クラブの例会、井上先生が久しぶりに教室に顔を出されました。ほぼ三カ月ぶり。体調を崩されていてしばらく休養されていました。大きな荷物を抱えて来られました。先生が今までに和紙、画仙紙に描かれた作品ですが(裏打ちはされてはいません)習作というのでしょうか何枚あるか分からないほど。紙の厚さが15㎝ほどになる作品の束が三つほどありました。「家の整理をしている。捨てるには忍びない。クラブの皆さんがよければ貰って欲しい」と。会…
ハンス・コパー 展―20世紀陶芸の革新 / 乾由明、西田桐子、三浦弘子 / 兵庫陶芸美術館, 滋賀県立陶芸の森 ほか / 2009年 / 275x225mm / 183ページ / ソフトカバー / 8,500円+850円=9,350円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp ルーシー・リーをして「真に芸術家」と 言わしめた陶芸作家ハンス・コパー。 "うつわ" を越えて、 純粋なアートに昇華した作品たち。
LUCIE RIE / John Houston / David Cripps / craftscouncil / 1984年2版 / 245×190mm / 92ページ / hardcover / 英文 / 19,800円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp 人と人を 繋ぐ本。 三宅一生と ルーシー・リーを 繋いだ本。 「旅の途中、ロンドンはコベントガーデンの、古くて懐かしい感じのする書店でふと目にとまった、一冊の小さな陶磁器の本。私は、そこに今まで知らなかった全く別の世界がある、と直感した。いったいどんな人が、これほど素晴らしい仕事をしているのだろ…
HANS COPER / ハンス・コパー / Tony Birks (トニー・バークス) / 西マーヤ訳 / ヒュース・テン(Hus-10) / 2005年 / 280x220mm / 223ページ / ソフトカバー / 8,800円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp 人の身体のようにも 見えますね。 まさに彫刻です。 でも、 陶芸であって、 彼曰く、 実用品なんですって! 花器であったり、 皿であったり、 ポットであったり、 使われるべきモノ。 だから この奇怪なフォルムは 陶芸の可能性の探求に 最もエネルギーを注いだ コパーの 到達点でも あるよ…
やきもの釉薬『溶岩釉』でうつわを焼いてみました。イギリスの陶芸家ルーシー・リー**の作品に多く使われています。この釉薬は焼成の途中にガスが発生し、泡の出方で焼き上がりの器の表情が大きく異なります。 『シリコンカーバイド』の混入 マンガン釉+αにタルクマット釉にシリコンカーバイド タルクマット釉+タルクマット釉にシリコンカーバイド 結果わかったこと 『シリコンカーバイド』の混入 市販のシリコンカーバイドを釉薬に入れると泡が出て硬化し、溶岩の様なテクスチュアがでます。今回はタルクマットの釉薬の分量に対して約5%の量のシリコンカーバイドを混ぜてみました。 釉薬をかなり多めに重ね塗りしてみました。釉薬…
やきものには釉薬の化学反応でユニークな表情や質感を表現できるものがあります。『溶岩釉』と言う釉薬はルーシー・リーが作品の表現に用いたりしています。この釉薬による焼き上がりのうつわの雰囲気は空気の泡の出方で全体の印象は大きく異なります。 溶岩釉とは 釉薬を塗り重ねて酸化焼成で焼く泡の表現 溶岩釉とは 『溶岩釉』市販のシリコンカーバイドを土や釉薬に添加すると空気の泡の様なテクスチュアがでます。市販のシリコンカーバイドを使って濃い釉薬に0.5~4%程度混ぜ合わせると書かれていたが実際はどの程度混ぜるのかは試験を行って希望の質感を出します。 釉薬を刷毛で塗る技法もざらついたテクスチュアやピンホールを発…
どうも最近はライブ中心でドタバタしていたせいか、会期末が迫ってきているのに未訪問の展覧会が諸々たまってしまっていた。そこでこの祭日には姫路と神戸の美術館を梯子することにした。 「ルーシー・リー」姫路市立美術館で12/24まで イギリスを代表する陶芸家で、近年は日本でも非常にファンの多いルーシー・リーの展覧会。 本展では彼女の初期作品から展示されているが、もう最初期から彼女の特徴は作品に現れている。薄手の生地にシンプルで洗練された形態、そして目を惹く鮮やかで華麗な色彩といったところ。日本の陶器などは厚手の生地でぼったりした印象のものが多いが、それとは全く異なる印象の陶器は鮮烈にも感じられる。ある…
せっかくはるばる来たのに欲しいと思うものがないのが口惜しくて、僕はすでに見た棚に戻ってもう一度丹念に背表紙を目で追った。そして、これはと思うものは、棚から出して手にとって目次を読んだり、ページをぱらぱらとめくってみたりもした。けれど、なにも僕を刺激しないのだ。 何度か書いているように、僕が住んでいるのは兵庫県の田舎で、そこそこ商品が揃った本屋というのは、自宅から車で1時間ほど走らなければ辿りつけない。今日は仕事を終えてから、わざわざ、鳥取に出てきたのだ。その書店は、鳥取大学に近いせいもあってか、一般書だけでなく技術書や専門書の品揃えも充実しているし、夜の10時まで営業してくれているのもありがた…