日本ではまだお目にかかれない レアジャンル映画。 単なるホラーコメディとは違う。 大きく分類すれば、 以前紹介した名作「ハッピーボイス・キラー」 「マッド・ナース」「Z Bull ゼット・ブル」 「フレッシュ・ミート サイケな家族」に通じる 「キャリー 狂気の少女」です。 邦画では観られないこれらの映画に通底してるのは、自分の貪瞋痴と自分自身を区別する術を知らず、貪瞋痴という名のエナジードリンク中毒の人間が日々やらかす凶愚行を、存分にデフォルメして辛口のナンセンスブラックコメディに仕上げる手腕だ。 「ペーパーマン PaperMan」は この中では一番マイルドな甘口で (孤独な人間が空想の友達を…