今週のお題「爆発」 昔、『レオニー』という映画を観た。 芸術家イサム・ノグチの母親の物語である。100年前に日本人と恋に落ち、私生児を産んで時代に翻弄されても自分を貫いて生きる母(レオニー)。今でも外国人への偏見がある中、100年前ならなおさら差別があっただろう。その中で息子(イサム)も傷つきながら育っていく。日本とアメリカの血が流れているのにどちらに行ってもいじめがあったり。傷心の中でイサムは大工と触れる機会があってその道具、技に魅了されていく。そして日本での四季のある暮らし……。そういうことが重なって後の才能が開花していったのであろう。 そんなことから「イサム・ノグチ」の作品展をやるという…