エリック・ジマーマン『遊びと創造』(高崎拓哉訳、BNN、2024/04/17) プレイ(遊び)、それを成り立たせるシステム(しくみ)、それを作って試すデザイン(設計)という三つの要素から、遊びと創造を探る本です。ルールをつくって試し、気づいたことを考察してルールをつくり直す、という応用範囲の広いテーマを扱っています。加えて、遊んで試して考えるためのゲームつき。冒頭で「この本で遊ぼう」と誘われます。 原題のThe Rules We Break: Lessons in Play, Thinking, and Design(ルールを破ることーー遊び、思考、デザインのレッスン)によく表されているように…