今回は「まいてつ祭」が題材となり大成功を収める様子が描かれました。 しかしながらこの『まいてつ』はあくまでもPS4でありPCゲームではなかったのです。 つまりコンシュマー版を出すことであくまでも一般向けを装い実現したのでした。 このような事例は珍しくなくFGOやグリザイア、鍵作品等でも普通に行われています。 しかしまいてつの場合、FDを出す際、一般向けに振り切ることができませんでした。 このことが第二次まいてつ炎上事件の下地になっていたことは否定しきれないでしょう。 ちなみに人吉市の広報誌を見るとまいてつ祭は一切無視されていることが分かります。 第一次まいてつ炎上事件と第二次まいてつ炎上事件の…
今回は人吉市の特産品にまいてつのキャラたちが利用されている世界線の話でした。 かつての「第一次まいてつ炎上事件」はまるで無かったかのように扱われています。 「第一次まいてつ炎上事件」とは、まいてつキャラをグッズ(応援切符)に使おうとして失敗した事件。 その理由は原作PCゲームがレーティング作品だったことに起因していました。 ここではキャラクターIPを利用する時に生じる問題点を整理していきます。 「第一次まいてつ炎上事件」のコンテンツ産業史上の意義 キャラクターIPと描かれた絵の問題について 「第一次まいてつ炎上事件」とは何か?端的に説明いたしますと、「まいてつ」のキャラクターをグッズ(応援切符…
鉄道のグッズ開発で扇形機関庫が出た際に中国では軍事機密であると紹介される話。 今回のアイキャッチにおける紹介文を読むと西瓜ちゃんは中国の鉄道事情に詳しいとのこと。 しかし『LR』は事前知識無しで鉄道観光への政策提言が求められたので中国の鉄道紹介は薄いものでした。 機関庫が軍事機密だというネタとかも無ければ中国鉄路総公司の話も無かったし。何でだ!? LRで観光政策への提言とかにせずフツーに観光して鉄道事情の紹介で十分面白かったのでは? 中国の鉄道事情を紹介すると帝国主義下の植民地支配に直結するから扱えなかったのかもしれない 資本輸出の始まりと植民地化 19世紀後半に帝国主義の時代に入りヨーロッパ…
今回は上毛電鉄ちゃんがメインです。 上州名物「かかあ天下」と上電の経営難を絡めて金策に走る様子が描かれます。 上電は利用客の減少に歯止めがかからず補助金でズブズブになっています。 この赤字経営は社会的なものであるため本質的に改善できるものではありません。 社会インフラの維持のためにかろうじて成り立っている上電はいつまで生き残れるのでしょうか。 「〔……〕沿線市の少子高齢化やモータリゼーションの進展等により、鉄道事業者の経営努力のみでは、今後も利用者の減少は止まらず、維持存続のための国、県、沿線市の公的負担額は増加し、近い将来、地方自治体の財政的な理由から公的負担の継続が困難となることは明白であ…
今回は関門鉄道トンネルちゃんの登場。帝国日本の物資輸送の申し子です。 そんな彼女が紹介するのは世界遺産のお土産として開発されたネジチョコ。 産業革命遺産に八幡製鉄所が含まれるので鉄をイメージしたチョコが爆誕! 実際に遊べるお菓子にインスパイアされ関門ちゃんは鉄道チョコを提案します。 Heritage and/or Contents Tourism 明治日本の産業革命遺産 今回は関門鉄道トンネルちゃんが登場し、地元の名産品として北九州工業地帯が誇る工業製品を模したチョコレートを紹介してくれます。話の中ではシリンダーですが、たぶん有名なものとしてはネジチョコ。これは明治日本の産業革命遺産が世界遺産…
長野への新幹線開通の影響で信越本線では横川-軽井沢間が廃線と化してしまいます。 線路は分断され「信越」にもかかわらず、信濃にも越後にも繋がっていないとはこれ如何に。 そのためかつては隆盛を誇った駅弁「峠の釜めし」も大ピンチに陥ります。 現実だと新幹線の車内販売や高速道路のSAでの提供で生き残りを図っています。 そしてアイキャッチのキャラ紹介ではしれっと上毛かるたネタも回収。 さらに声帯を担当するのもグンマー出身の超人気声優内田彩先生です。 まさにグンマー尽くしとも言える今回でした。しかもまだ上電ちゃんが残っている! グッズ製作というか、駅弁開発でしたね 「JR東日本高崎支社の観光客誘致にみるコ…