label シリーズとして出版される本に付けられるブランド。
レコード会社のこと。元の意味はレコードの中央に貼られているラベル(label)のことであるが、そのデザインが各レコード会社ごとに特徴的であったために転じてレコード会社のことをさすようになった。
これを聴かずしてビートルズを語る資格なし、とまで云われたPLEASE PLEASE ME のGold & Black レーベル(ゴールドパーロフォン)ですが、これはモノラル盤(PMC1202)のお話。これのステレオ盤(PCS3042 以下Gold Stereo盤)となると聴いた人はほとんどいない100万円超えの超絶アイテム。 「ビジュアル版ビートルズ全史(日経BP社2015年発行)」よると、このGold Stereo盤は2台のマシーンでプレスされ、マシンAには第1面=1Gと第2面=1R、マシンBには第1面=1Rと第2面=1Gというスタンパーが装着されたそうで、両面とも1Gという盤は存在しないこ…
遅ればせながら、今年の春に発売されたビートルズUK盤の最強のレーベルガイド、「Extended Play In The U.K. - Acomplete overview of The Beatles' EPs manufactured in the U.K.」の紹介です。 Richard Noller氏によるシングル盤レーベルガイドに続く第二弾。今回も限定500部、約500ページ、重さ2.1kgにも及ぶ豪華版。 以前の記事のように1月に出版元から販売予告と予約開始の案内があったのですが、油断をしていたら何と4月には売り切れに😭。第一弾のシングル盤ガイドも同じ限定500部なのにまだ在庫あり。な…
1965年12月発売、ビートルズの英国での10枚目のEP(EXTENDED PLAY)。オリジナルはジャケットのタイトルが正式で「Beatles' Million Sellers 」、レーベルのタイトルが間違いの「Beatles' Golden Discs」という不一致盤。 過去記事で書いてきたように、井上ジェイ著の「ビートルズ UK盤コンプリート・ガイド」ではレーベルは「翌年、増盤された際にタイトルは訂正された」とあり、「SOLD IN UK〜」というセントラルリマークのあるBeatles' Million SellersレーベルをCGで掲載していますが、本当にそのレーベルが存在するのか疑問…
モスバーガーの店員さんが歌手になれるとのことで、全国の店舗から応募のあったなかからオーディションを行い、レーベルは「MOS RECORDS(モスレコーズ)」として、9月のデビューを目指しているそうです。お給料以外に働くメリットとして掲げ、この企画で、アルバイトの人材不足にも一役買ったとのことです。
1968年発売、ビートルズのUS盤ホワイトアルバム(THE BEATLES SWBO-101)にはジョージハリスンがダメ出ししたマスターを使用した”回収盤”が間違って世に出てしまった激レア盤があることが知られています。これはアンソロジー本にも書かれているような「アメリカ滞在中のジョージがたまたまキャピトルレコード社へ立ち寄って聞いたホワイトアルバムの音が気に食わずマスタリングをやり直しさせた」というのがが話の発端です。キャピトルレコードはそれまでカッティングしてきたラッカー盤を廃棄、新たに切り直したラッカー盤のマトが34というわけですから、ジョージがNGを出したマスターは33以下のマトを持つレ…
昨年3月にApcor Books And Record社から発刊されたUK盤シングルのレーベルガイド本「MADE IN THE U.K. 」に続き、早くもそのEP版の発刊が決まった。「Extended Play In The U.K. – A complete overview of The Beatles’ EPs manufactured in the U.K.」 こちらも500ページ、4300の図版という圧倒的なヴォリューム、500部の限定版。シングルやアルバムに比べてヴァリエーションが少ないEPというカテゴリーですが、「MADE IN THE U.K.」と同様に1970年以降のアナログ…
先日、某レコード店のYoutubeを見ていたらTHE BEATLES(通称ホワイトアルバム)の初盤にはポートレート4枚を封入したビニール袋がついていた、という話をされていました。かれこれ30年以上UK盤を探し求めていますが、この袋は実は見たことも聞いたこともありませんでした。まだまだ知らないアイテムがありますね。 今日はそのホワイトアルバムのお話。 THE BEATLES(mono:PMC7067-8、stereo:PCS7067-8)のステレオ盤のレーベルの変遷はダークアップルで中央の「SOLD IN UK〜」というセントラルリマーク①と左側の「An E.M.I. Recording」という…
RNR0030 Jackets Red Note Records · Lotus - 21:00 (Prod. RED, MJ Remix) credit アーティスト 作詞 ビートメイク MC アレンジ レコーディングエンジニア レコーディング日 レコーディングスタジオ ミックスエンジニア ミックススタジオ プロデューサー マスタリングエンジニア マスタリング日 マスタリングスタジオ ジャケット・デザイン フォトグラファー レーベル 作品番号 リリース日 リリック
拙ブログのアクセス分析を見ていると、 午前3時から5時ころに急にアクセス数が増える日があります。時間的に国内というより、最近は翻訳ソフトの精度も劇的に良くなっていることもあり、どうやらヨーロッパのマニアの方にもご覧いただいているのではないか、と思ったりしています。 このところアクセスが多い記事は去年の7月に書いた「シングルスタンパーを探し求めると」で、やはり皆さま若いスタンパーのレコードに興味がおありのようです。今日はそのスタンパーに関連する、ちょっと違うお話です。 BeatlesのUK盤、EMIプレスの場合、マトリクス番号が6時の位置とすると、マザー番号が9時、そしてスタンパー番号が3時とル…
1月に紹介したビートルズのUK盤シングルのレーベルガイド、Richard Noller著「MADE IN THE U.K. - A Complete Overview Of The Beatles’ Singles Manufactured In The U.K.」を買いました。 シングル盤だけでこの厚さ 前宣伝の触れ込みどおりのすごい1冊。もうこれがあれば他は不要。続編でアルバム編、EP編がリリースされれば、長年、拙者のバイブルであったBruce Spizer先生の「The Beatles For Sale On Parlophone Records」も本棚の奥にしまって置く時が来ることは間…