いまはどうか知らないが、しばらくまえまでは、カール・パーキンスはビートルズをとおして聞いたひとが多かったのではなかろうか。『Blue Suede Shoes』、『Honey Don’t』、『Everybody’s Trying to Be My Baby』、『Matchbox』、『Roll Over Beethoven』などである。初期ビートルズのレパートリーではわりと重要なひとではないかとおもう。 図書館にボロボロのベスト盤がひっそりと置いてあり、本人の演奏をちゃんと聞いたことがなかったので借りてきた。なんというかジョニー・キャッシュとエルヴィス・プレスリーの中間のようにきこえる。 とくに『…