カウンセリングは,積極的に助ける活動じゃないと思います。 今では懐かしい話ですが,80年代まで日本の農業についてこんな話がありました。 補助金,補助金を出してばかりじゃ農業は強くならない。 ますます弱るばかりだ。 農政とは,自立した産業としての農業を育てるために行うべきだ。 産業を弱らせるばかりの施策は正しくない。 はっきり覚えてないのですが,こんな感じでした。 農政を語りたいんじゃありません。 カウンセリングとクライアントもこんな感じじゃないかと思ったのです。 つまりクライアントが自立するのを支援するのがカウンセリングだと。 今回は,氏原寛さん著「心とは何か」の感想を話します。 まだ,読了し…