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ロゼワイン

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ろぜわいん

赤ワインと白ワインの中間的ワイン。赤ワインより明るい赤色とフレッシュな味わいをしている。一般的にロゼと呼ばれる。
中には赤ワインと白ワインを混合したものや白ワインに着色しただけの製品もある。
と思われることが多いが事情は複雑である。

そもそもロゼにはいくつかの醸造法が存在している。

マセレーション法
もっとも一般的な醸造法。好みのレベルまで色素が抽出させるまで浸漬させてから果皮を取り除いて、果汁を発酵させるやり方。果皮の色素が薄いぶどうで主に使われる。果皮由来の成分がもっともワインに反映されるために、味わいが濃いものとなる。
混醸法
黒ブドウと白ブドウのジュースを混ぜてから発酵させるやり方
直接圧搾法
黒ブドウを破砕・搾汁し、その工程で抽出された色素だけを利用する。浸漬による色素の抽出をしない醸造法
血抜き(セニエ)法
セニエ法を利用した赤ワインの副産物で、セニエをしたときにできる薄く色づいたジュースを利用して発酵させる方法。
例外
赤ワインと白ワインを混ぜる。これは主にスパークリングワインで利用される。フランスではスパークリングワイン以外では認められていなかった方法だが、ワイン新興国で普及しつつある方法で、EUにおいても2009年から合法になる見込みだったが、認められなかった。

これらの方法は様々な組み合わせで使われることがある。

また白ブドウのヴィオニエ種はシラーなどの黒ブドウとブレンドされることがしばしばあるが、そのワインがロゼとなるかルールはない。セニエ法やマセレーション法も含め、赤ワインとロゼの違いは、販売者がロゼと主張するかどうかのようである。

:アルコール飲料

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