クラバーを倒したロッキーは再び王座に返り咲き、妻と子らと幸せな日々を過ごしていた。
ソ連兵士のイヴァン・ドラゴと、元世界王者アポロ・クリードのエキシビジョン・マッチがラスベガスで行われた。1トンパンチを放つドラゴは、アポロを人形のようにいたぶり、死亡させてしまった。友を殺された私憤に燃えるロッキーは、ファイトマネーなしでモスクワに赴き、ドラゴとの対戦に備える。
モスクワ山中でのロードワークや室内練習などで体を作り上げ、着々とドラゴ戦に備えて行ったが、その一方でソ連軍関係者の厳しい監視の目が光っていた。世界各国のメディアが注目する中、会場はドラゴファン一色でロッキーは試合前から不利な状況に置かれていた。それでも、友の無念を晴らすべく、ロッキーはリングに向かう。