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ロットリング

(アート)
ろっとりんぐ

rotring。ドイツの筆記具メーカー。
製図用品や万年筆などで有名である。
rotは、ドイツ語で赤。ringは、輪。中国では「紅輪」の表記。ゆえに、意匠としてぺんのお尻に赤い輪がついている。
ドイツ語的発音では、ロートリング。
2007年に米資本の傘下に入る。日本での総代理店も海外事務機からロットリング日本。そしてサンフォードジャパンに移行。


ロットリング社製の製図ペン((カードリッジインク式の「ラピッドグラフ(rapidgraph)」と注入インク式の「イソグラフ(isograph)」の2種類がある。
ラピットグラフはメンテナンスが簡単、イソグラフは混色したインクの使用が可能という利点がある。また、一説ではそれぞれの専用インクの濃さや乾きの早さが違うとの声もあるが、通常の使用ではさほど差は感じられない。
製図ペンのことをメーカーにかかわらず一括して「ロットリング」と呼ぶ場合もある。

ラピッドグラフのラピッドは、メンテナンスが簡単という意味(すばやくできるという意)。イソグラフのイソは、国際規格のisoに対応したという意味である。しかし、全盛期は、イソグラフがでる前の機種で製図関係者に絶大な支持を得ていた。(CADなどが一般化する前の話)

ラピッドグラフがメンテナンスが簡単というが、それは常時使っている人にとってそうであって、滅多に使わない人には、使う時にインクを入れて使用後洗浄し保存するインク注入式のイソグラフの方が長持ちするように思う。インクは、顔料なので固まると染料インクと違って溶けにくいのである。

製図ペンは、もともと繊維くずを出さないトレーシングペーパーを想定している。繊維屑を出す紙などに使うと詰まり易くなる。

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