冷戦時代、そしてカビ―・ブロッコリ最後の「007」 ベルリンの壁が崩壊した年に公開されたシリーズ第16作目 原題は「LICENCE TO KILL」(殺人許可証) 女王陛下のためじゃない007 シリーズ初の「汚れた」「血まみれ」たダルトン・ボンド おかげで興行は失敗 往年の「007」ファンから駄作と罵られたうえ アメリカとイギリスの映画会社の間で 版権の訴訟問題が起きてしまい新作の制作が中断 「Q 」デスモンド・リュウェリン以外のMI6のメンバー全てが 降板してしまうという事態に陥りました 私はボンドのアナザーストーリーとして 皆が言うほど悪くなかったと思います 余計なエピソードがなく、ストー…