Robert Lorenz プロデューサー、監督
「マディソン郡の橋」で助監督をつとめて以来、クリント・イーストウッドの作品に参加。「ブラッドワーク」以降は、プロデュースを担当。「硫黄島からの手紙」と「ミスティック・リバー」でアカデミー賞作品賞にノミネートされた。2012年「人生の特等席」で監督デビュー。
「プロフェッショナル」2025年4月14日(月)池袋HUMAXシネマズにて。午後3時15分より鑑賞(シネマ3/E-12) ~ジャンル映画の枠を超えた佳作。哀愁漂うリーアム・ニーソンの演技が魅力 かつては重厚な人間ドラマなどで性格俳優として活躍していたリーアム・ニーソンだが、いつの頃からかジャンル映画のスターに様変わりした。新作の「プロフェッショナル」もジャンル映画には違いないが、そこには彼ならではの個性が発揮されている。 ちなみに邦題の「プロフェッショナル」は、同時期に公開の「アマチュア」を意識したものだろうか。原題の「IN THE LAND OF SAINTS AND SINNERS」のほう…
一条真也です。12日、ブログ「アマチュア」で紹介したアメリカ映画に続いて、アイルランド映画「プロフェッショナル」をシネプレックス小倉で観ました。アマチュアの後はプロフェッショナルです! 最初は緩い展開で途中で眠くなりましたが、後半1時間ぐらいは目が離せなかったです。 ヤフーの「解説」には、「『バッド・デイ・ドライブ』などのリーアム・ニーソンが主演を務めるアクション。殺し屋の過去を隠して暮らす男が、ある少女を虐待から救ったことをきっかけにアイルランド共和軍の過激派グループと戦うことになる。監督は『マークスマン』でもニーソンと組んだロバート・ロレンツ。『イニシェリン島の精霊』などのケリー・コンドン…
★★★★☆ あらすじ 選手を見るため各地を巡る老齢のプロ野球スカウトの父親と、彼の健康を心配して同行することにした弁護士の娘。 www.youtube.com 感想 視力が衰えたメジャーリーグの老スカウトが主人公だ。演じているクリント・イーストウッドのイメージそのままのタフガイだが、歳と共に体が思うように動かなくなってきたもどかしさもしっかりと描かれていて、リアリティのある人物像となっている。 健康を害してクビの噂もある主人公を心配して、弁護士の一人娘が仕事に同行することになる。頑固な父親と甲斐甲斐しくサポートする優しい娘といった構図になりそうなものだが、そうはならないのが面白い。娘もまた父親…
< この投稿を読み進める前に・注意点 > この投稿では若干のネタバレを含みます。 ネタバレなんて冗談じゃない! ネタバレなんか書くんじゃねーよ!と、思う方は すぐさま右上の「×」で画面を閉じてください。 チラシ画像。3種類のモノクロのフィルターを付けマシタ。 一人の男・車・犬・貧乏・妻子なし・テンポの良い会話。。。 クリント・イーストウッドがすぐ頭に浮かびました。 映画を観て帰宅してから、 この映画の公式サイトを見てみると この映画の監督は。。 「マディソン郡の橋 」(監督:クリント・イーストウッド) 「硫黄島からの手紙 」(監督:クリント・イーストウッド) のときなどで助監督をされていた方ら…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「マークスマン」(2021)です。 アリゾナでメキシコ国境近くで牧場を切り廻しているハンソン(リーアム・ニーソン)がある時国境を越えて来る母と少年を発見する。直ぐに麻薬カルテルの男達が追跡してきて、銃撃戦が生起する。カルテルから上手く逃げた後、母がハンソンに息子をシカゴに連れてってくれと懇願され断る。少年は国境警備隊に保護されるが、身内だと名乗るカルテルの男達を発見するや否や、ハンソンは少年を連れてシカゴへ向かうことに… マークスマンとは選抜射手の事、男臭いリーアム・ニーソンのアクション新作です。相手はメキシコの麻…
原題は「FLAGS OF OUR FATHERS」 戦争でヒーローは誕生しない、勝手に作り出されるだけ イーストウッドらしく、無駄に感動的なシーンや、お涙頂戴もない あくまで「中立・公平」に徹底していて、極めてシンプル どう感じるかは、すべて映画を見た人間に委ねられています ウィスコンシン州で葬儀屋を営むジョン・“ドク”・ブラッドリーが 心臓発作で倒れ「あいつはどこだ」という、うわ言を言い続けていました 父の若い頃をよく知らない息子のジェームズ(原作者)は 父の昔の戦友たちを訪ね、話を聞くことにするのです 1945年硫黄島での星条旗掲揚の様子を写したローゼンタールの「硫黄島の星条旗」 写真も、…