Robert Anson Heinlein 1907年-1988年 アメリカのSF作家,「ミスターSF」ともいわれているくらい有名な人。SFといえばペーパーバックであった時代に、その作品が一般紙『サタデー・イブニング・ポスト』に掲載された事により、同時代の作家の賞賛と羨望を浴び、またSFという文学形式を広く世間に知らしめる事に貢献した。代表作多数。1988年5月、肺気腫で死亡。享年80。 アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラークと並ぶ、ビッグスリーの一人。
The Heinlein Society – Dedicated to Paying It Forward
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今回は、ロバート・A・ハインライン 作・福島正実 訳の『夏への扉』を読みました。 books.rakuten.co.jp 作者のロバート・A・ハインラインは、アメリカのSF作家で「SF界の長老」と呼ばれており、SF小説でベストセラーを産んだ最初の作家とされています。 1956年に発表され、タイムトラベルものの古典的代表作として有名な今作ですが、過去に未来に飛び回り、様々なことが物語後半にかけて繋がっていき、面白かったです(^^) あらすじ 1970年、主人公のダンは有名な発明家で来る日も来る日も研究に励み、数々の有益な発明品を世に出してきた。 そして彼は、友人のマイルズと株式会社を設立し、最愛…
「月は無慈悲な夜の女王」は1965年から1966年にかけて雑誌に掲載されたロバート.A.ハインラインのSF小説で、1967年のヒューゴ賞長編小説部門を受賞しています。 私はだいぶ前に読んだ気もしますが、部屋にまだ文庫本があるので、それほど昔という訳でも無いようです。奥付を見ると「2010年3月15日発行、2015年11月15日5刷」とあるので、2015年に帰国が早い時期に読んだみたい、、、そう言えばそんな気がして来ました('◇')ゞ ハインラインらしい読みやすい語り口(日本語訳しか読んでませんが('◇')ゞ)と破綻の無い明快なストーリー、そしてちょっぴり切なさを感じる結末。ヴェルヌやウェルズ程…
やばいっす。 早川書房がKindleで半額セールやってるっす。 www.amazon.co.jp こちらの記事でも「最悪な形で同時代性を背負ってしまった」という筆者の弁を引用した『同志少女よ、敵を撃て』もフィジカル2,090円が1,045円。 eibunkeicinemafreak.hateblo.jp 先日読んでめちゃくちゃ面白かった『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(1,980円→990円)。 eibunkeicinemafreak.hateblo.jp 読書好きでそのタイトルを聞いたことがないという人はいないであろう『アルジャーノンに花束を』(1,078円→473円)。 「中国SF」を世…
毎日暑いですね(;'∀') ドイツではシエスタ(午睡)を導入しようという意見があるようです。ドイツの「暑い」は日本に比べれば、どって事ないんですけどね。湿度が低いから木陰に入れば涼しいですし、、、。でもそもそも家や事務所にエアコンが無かったりするので、その点では事情が違うと言えば違いますが。 当方駐在時代にミュンヘン中央駅近くの貸しビル事務所に引っ越したのですが、その時にエアコン付きにするかどうか悩んだのですが、㎡単価は上がるものの結局エアコン付きにする事に決めました。我ながら良い判断だったと思います、、、。今その事務所で働いているメンバーにはもっと感謝して欲しい('◇')ゞ ところで、 カレ…
★この記事を読むと、タイムトラベル小説の世界的名作『夏への扉』を読みたくなります。 ★詳細はこちら→『夏への扉 - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『ロバート・A・ハインライン - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getElementB…
初読では割と印象が薄くて、話の筋は三分の一くらい(P126くらいまで)しか覚えてなかった。ということで印象はあまりよくなかったけど、読み返してみると思っていたよりずっとおもしろかった。 少しずついろいろな情報を小出しにしていくストーリー構成や、一度どん底付近に落ちてからの逆転ストーリーなんかは、単純な娯楽としては本当に素晴らしい。描写も過不足なくて読みやすいし、会話文もちゃんと話し言葉っぽい。時間ものとしてのSF要素もさすがは大御所ハインラインというところ。時間と空間を移動するけど決して取りつきにくいということはない。最序盤と最終盤のある種のタイトルコールでもある「夏への扉を探している」という…
「ロバート・A・ハインライン」によるSF小説「宇宙の戦士」より、通信機能に特化した「機動歩兵[戦略通信型]」が、WAVEから1/20スケールでプラキット♪ 『機動歩兵』 『機動歩兵[指揮官型]』 『機動歩兵[局地戦型]』に続き、 「戦略通信型」(無兵装型)が登場♪ 旧名称である「無兵装型」が示す通り、「バックパック」は「通信用アンテナ」のみ。 尚、今回も「武装」有りの「通常型」を組めるとのコト☆ キットとしての魅力はイマイチですが、「スタジオぬえ(「宮武一貴」氏 + 「加藤直之」氏)」が1977年に文庫本用に描いた「機動歩兵」関連のイラストをまとめた小冊子が付属☆ 「小冊子」のサイズが気になり…
1.0ハインラインの夏への扉を愛読していました。わたしだけ。──なわけがありません。せかいじゅうで、多少でもSFをかじったことがあるひとなら、これがどれほどの名著か、くちを酸っぱくして語るにちがいありません。 もちろんこんにちでは、古典のようなポジションになっているでしょうし、わたしも今はSFの熱心な読者とは言えませんが、かつて(昭和や平成時代に)好きなSFベスト集計──のようなコンペティションがあったばあい夏への扉が入ってないことはありませんでした。 夏への扉のみりょくはひとえに生き生きとした登場人物の描写です。コールドスリープやタイムトラベルが狂言回しになっていますが小難しい話はいっさいあ…
ともだちのおすすめSFで読んでみた。 シンプルにこれはねこのSFだ。主人公とねこの掛け合い、そして主人公がねこのピートを大事に思う気持ち。自分がペットを飼っていなくても感情移入してしまう。 なのにSF。宇宙工学的理論ガチガチではなく、カラフルでファッショナブルな印象さえ与えるSFなのだ。とにかく主人公の心理描写がいい。こういうマニアックな人、いるよな。いるいる。 SF要素としては、保険を掛けて冷凍保存で未来に生きる、近未来の姿。でもこの物語の「未来」は西暦にて既に到来しているのだけど、追いついてなかったな。素敵な未来だった(という過去形)。 あらすじは書かないけど、ねこの話だと思って読むといい…
お題「ゆっくり見たい映画」 ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] ロバート・A・ハインラインの名作SF小説「夏への扉」を、「キングダム」の山崎賢人主演により日本で映画化。舞台を日本に移して再構築し、人生のすべてを奪われた科学者が時を超えて未来を取り戻す姿を描く。1995年、東京。ロボット開発に従事する科学者・高倉宗一郎は、亡き父の親友だった偉大な科学者・松下の遺志を継ぐプラズマ蓄電池の完成を目前にしていた。愛猫ピートと松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する宗一郎だったが、信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られ、自身の会社も開発中のロボットや蓄電池もすべて奪われてし…
はい。パワード・スーツイラストの原点にして頂点。 前かがみになっているパワード・スーツは生タマゴを摘み上げてます。 此処の所は、このイラストが挿し絵となっている、 ロバート・A・ハインライン著「宇宙の戦士」本書にても、 主人公がスーツを着たまま生タマゴを摘み上げるのは、 チョットしたコツがいる〜なんて風に書かれています。 あと、このビジュアルからガンダムは影響を受けているのは、皆さんご存し。 はい。プラモデルでも再現。 はい。こんな風に、指先の感覚を伝達する設定。 はい。生タマゴ設定は、バルキリーにも使われてます。 でも、こっちの方が格段に難しそうだし、 このタマゴ、ダチョウのタマゴ?縮尺が。…
ヤキトリは、SFっぽい感じのラノベです。最近 Netflix でアニメ化されてもいます。 ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下【地球総督府無償提供版】 (ハヤカワ文庫JA) 作者:カルロ ゼン 早川書房 Amazon ヤキトリ2 Broken Toy Soldier (ハヤカワ文庫JA) 作者:カルロ ゼン 早川書房 Amazon
こんにちは、まさおです! 世界一の富豪であり数々の有名企業を生み出したイーロン・マスク いまやこの人の名前を聞いたことがないひとはいないのではないでしょうか? イーロン・マスクは一代にしてPayPal、スペースX、テスラ、ボーリング・カンパニー、OpenAI、xAI等の世界トップレベルの企業を共同設立してきた、紛れもない天才です。 このような天才はどのように生み出されたのか?どのように育ってきたのか? その答えがイーロン・マスクの自伝に書いてありました。▼読んでいない方は必読です! イーロン・マスク 上 (文春e-book) イーロン・マスク 上 (文春e-book) 作者:ウォルター・アイザ…
【Amazonブラックフライデーセール】が始まりました。 Kindle本は最大70%OFFとのことで、その中からおすすめの小説を紹介します。 私の既読本と、積読本からピックアップ。 1.『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬 2.『三体』劉慈欽 3.『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー 4.『華氏451度』レイ・ブラッドベリ 5.『あのこは貴族』山内マリコ 6.『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ ウィアー 7.『ストーンサークルの殺人』M W クレイヴン 8.『夏への扉』ロバート A ハインライン 9.『月は無慈悲な夜の女王』ロバート A ハインライン 10.『この部屋から東京タワ…
0.はじめに。 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 2.『実存的貧困とはなにか』と「黒子のバスケ脅迫事件」。 3.ポストモダンの萌芽。 4.イワン・カラマーゾフとしての渡邊博史。 5.なぜ三井寿は湘北高校バスケ部を襲撃したのか。 6.自分から自分への距離は遠い。 7.「心の闇」のなかの光。 【配信サイト】 【お願い】 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 0.はじめに。 この記事の姉妹記事で「男性編」です。 ジョーカーのような「ダークヒーロー」をめざす犯罪者たちの「心の闇」とはなにか。その秘密をさぐろう。 ジョーカー …
「書評ブログ」は収益化できるのか?その実態を正直に告白する月1回のシリーズ記事。なにやら今月は調子にのっているようで、、、? 2023年10月 発生ベースで16,419円でした!あれ、調子乗ってきた? ※これまでの「確定収益の推移」は記事の中ほどでご覧ください。 2023年10月 PV 2023年10月 検索パフォーマンス 2023年10月の収益について 2023年10月に書いた記事と読めた本 書いた記事 読んだけどまだ記事書けてない本 <結論いいます>で、結局書評ブログは稼げるの? まとめ(決意表明) お礼 過去のブログ分析記事はこちら 2023年10月 PV 2023年10月は、11,16…
豊橋競輪(2日目)2Rは、 石井寛子(東京)が決まり手(差)で1着を飾った。 続く2着は中村由香里(東京)、 3着は藤田まりあ(埼玉)の結果となった。 払戻金は、3連単で1,420円となった。 豊橋競輪 レース詳細 | オッズパーク杯 2R ガールズ予選2 | そして、今回、私が借りたⅮⅤⅮは、 夏への扉-キミのいる未来へ- 60年にわたって愛される伝説のSF小説「夏の扉」を、 世界で初めて映画化 ロバート・A・ハインラインのSF小説を山崎賢人主演で映画化した ラブストーリー。将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、 養父の娘・璃子と穏やかな日々を過ごしていた。しかし、 罠にはめられた宗一郎が目…
「福岡に行きました」第2弾は観光編です。春の日本周遊の旅のときに宗像(むなかた)大社など古めの神社は廻ったのですが、今回はそのときにいけなかった神社やお寺に福岡市だけでなく久留米市にも脚を伸ばしお参りしました。 他にも美術館にも寄りいい時間を過ごせました。 福岡はホントいいところですね。 神社 住吉神社 福岡市 全国の住吉神社の始祖ともいわれる大阪の住吉大社・下関の住吉神社とともに「三大住吉」の1つです。 筑前国の一宮(いちのみや)です。 福岡市内の中心部にありました。 「のぞき稲荷」というのがありました。 岩の穴をお祀りしており、中をのぞくと鏡に自分の顔が映りました。 ここにも大きな楠(くす…
今週、直径800メートルもある小惑星が地球のそばを通過した。その距離は月までの距離をわずかに超えるだけ。このことはいくつかのインターネットのニュースサイトで知った。こうした小惑星の記事を読むと、SFで読んだ地球防衛システムのことを思い出す。 An asteroid as large as half a mile in diameter flew by the earth this week. It passed just beyond the Moon's distance from our planet. I learned this from some news websites. Rea…
世界同時販売された話題のイーロン・マスクの自伝を読みました。発売にあたり著者のウォルター・アイザックソンは色々なメディアのインタビューに答えているのも見ていて面白かったです。 イーロン・マスク 上 (文春e-book) 作者:ウォルター・アイザックソン 文藝春秋 Amazon イーロン・マスク 下 (文春e-book) 作者:ウォルター・アイザックソン 文藝春秋 Amazon www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com 📒 Summary + No…
日本のSFファンから長年愛され続ける、往年の名作SF「夏への扉」文化女中器など、強烈な訳語におどろかされますが、古い作品とあなどるなかれ、令和の今だからこそ、読んで新たな発見があるかも!「夏への扉」の魅力をちょっぴり辛口コメントも添えてご紹介します。 夏への扉 新版 var today = new Date(); var day = today.getDate(); if( day == 5 || day == 10 || day == 15 || day == 20 || day == 25 || day == 30 ){ document.write('★5と0のつく日は楽天P4倍');}…
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回はロバート・A・ハインライン「夏への扉」。 1956年発表作品。古っ。 夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345)) 作者:ロバート・A・ハインライン 早川書房 Amazon 古典SF界ビッグ3の一人・ロバート・A・ハインライン大先生の名作の一つ。 特に日本で人気の高い作品で、SFオールタイムベスト1に選ばれることもある本作。 舞台化や映画化もされているのでご存知の方も多いかと。 いわゆる「タイムトラベル」ものの原型と言える作品です。 1970年、物語の主人公・ダニエルは家庭用ロボットを発明し共…
午前中は図書館に行った。 仕事で役に立ちそうな本と、短編集を持参。2冊を交互に読んでいたらすごく集中できて、気がつくと1時間半過ぎていた。 そのまま帰るのももったいない気がして、館内の本を眺めて歩いた。すると、ずっと読んでみたかった本を偶然発見した。ロバート・A・ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王』。まさかここで見つけられるとは。すぐに借りた。 午後はおしゃれなカフェに行った。 ここのチョコレートケーキが絶品。ひんやりしていて、口に含むと溶けていく。コーヒーとも相性バツグン。食器も品があって良い。 彼女ができたら一緒に行きたい。 ランキング参加中【公式】純日記グループ
エンタメ全般に言えることだと思うが、人によって違うだろうと言うとそれで終ってしまう。 個人的にはパズルミステリーは古くならないように思う。ただし、トリックのネタがある短い期間だけ有効なものは難しいかも知れない。(なんだっけPHSの前に女子高生が使ってた文字だけ表示されるやつ) あとはサスペンスのあるものも古くならないと思う。 もちろん文学性の高いものも。 一方、倫理観が古いものは古く感じる気がする。 SFで言うと、「我はロボット」はミステリ要素が強いので、古く感じない。というか、このシリーズは三原則を確立したシリーズだけど、この三原則ミステリという分野はほぼアシモフくらいしか書いてないのではな…