Robert Anson Heinlein 1907年-1988年 アメリカのSF作家,「ミスターSF」ともいわれているくらい有名な人。SFといえばペーパーバックであった時代に、その作品が一般紙『サタデー・イブニング・ポスト』に掲載された事により、同時代の作家の賞賛と羨望を浴び、またSFという文学形式を広く世間に知らしめる事に貢献した。代表作多数。1988年5月、肺気腫で死亡。享年80。 アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラークと並ぶ、ビッグスリーの一人。
The Heinlein Society – Dedicated to Paying It Forward
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ともだちのおすすめSFで読んでみた。 シンプルにこれはねこのSFだ。主人公とねこの掛け合い、そして主人公がねこのピートを大事に思う気持ち。自分がペットを飼っていなくても感情移入してしまう。 なのにSF。宇宙工学的理論ガチガチではなく、カラフルでファッショナブルな印象さえ与えるSFなのだ。とにかく主人公の心理描写がいい。こういうマニアックな人、いるよな。いるいる。 SF要素としては、保険を掛けて冷凍保存で未来に生きる、近未来の姿。でもこの物語の「未来」は西暦にて既に到来しているのだけど、追いついてなかったな。素敵な未来だった(という過去形)。 あらすじは書かないけど、ねこの話だと思って読むといい…
お題「ゆっくり見たい映画」 ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] ロバート・A・ハインラインの名作SF小説「夏への扉」を、「キングダム」の山崎賢人主演により日本で映画化。舞台を日本に移して再構築し、人生のすべてを奪われた科学者が時を超えて未来を取り戻す姿を描く。1995年、東京。ロボット開発に従事する科学者・高倉宗一郎は、亡き父の親友だった偉大な科学者・松下の遺志を継ぐプラズマ蓄電池の完成を目前にしていた。愛猫ピートと松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する宗一郎だったが、信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られ、自身の会社も開発中のロボットや蓄電池もすべて奪われてし…
封切り二日目。 席数118の【シアター3】の入りは六割ほど。 原作は1956年に発表されたSFの古典にして名著。 日本での海外SF小説のランキングでは必ずと言っていいほど上位に位置付けられる。 何故に今まで映画化されてなかったんだろうと不思議に思うが、かなりジュブナイル的なテイストがそれを妨げていたのかもしれない。 SFの設定を纏いながらも、ミステリー的な要素も色濃く打ち出し、しかし根底にあるのはラブロマンス。 演じ手も勿論だが、公開される時代、受け入れる観客の側の雰囲気と、三位が一体となって初めて成立する作品。 その意味ではイマイマの時勢もあり、かなり好意的に評価をしてしまう。 過去に戻って…
先日テレビをみていたら、 6月25日公開の『夏への扉ーキミのいる未来へー』の予告編が流れてきました。 原作はSF界の巨匠、ロバート・A・ハインラインの名作『夏への扉』。 SFにはまっていた中学時代に何度も読んだ、大好きな本です。 映画は舞台を日本に移し、時代設定もずらしているとのことで、 原作ファンとしては観たいような観たくないような。 いつものことですが、自分の(勝手な)イメージと違っていたらどうしよう、 と思っていたのですけど、あら、これはこれで面白いかも。 山崎賢人、清原果耶、藤木直人(まさかのロボット役!気になります…)など、 好きな俳優さんも沢山出てますし、観に行ってみようかしら、と…
「お前の人生を壊した男を差し出すと言ったら?」 「お咎めなしだとしたら…」 監督:マイケル・スピエリッグ ピーター・スピエリッグ 日本公開:2015年2月
知人が「ベルクス2階のコジマに『リングフィットアドベンチャー』売ってましたよ」と教えてくれたので、娘と出向いてゲット。これでニンテンドーストアで購入権を獲得していたSwitchのリングフィットアドベンチャーセットを購入する必要は無くなった。 もう知人には頭が上がりません。完全に我が家のゲームソムリエ……。 Audible ついに決意してAudibleを契約。最初の1冊(無料)はHarryPotterにしてみた。 英語学習者として、再生速度を0.1倍単位できめ細かく選べるのはありがたい。 来月の2冊目は多分ロバート・A・ハインラインにすると思う。ハインラインにしてはジョークの多い『Glory R…
一条真也です。9日の夕方、姫路から小倉に戻りました。その夜、驚くほど猛烈に激しい雨が降りました。地球温暖化によって、今後も毎年のように、九州は「観測史上最大」の豪雨に見舞われ続ける予感がします。まったく困ったものです。しかし、梅雨が明ければ、「夏」が訪れます。つまり、「梅雨」とは「夏への扉」なのです。緊急事態宣言の期間中に『夏への扉』ロバート・A・ハインライン著、福島正実訳(早川文庫)を読みました。1957年に発表されたSFの名作ですが、ブログ『嘘と正典』で紹介した現代SFの短編集を読んだら、もっと本格的なSFの長編が読みたくなったのです。そこで、これまでなかなか読み通す機会が持てなかった何冊…
イーロン・マスクは起業家です。宇宙開発企業 SpaceX や電気自動車企業テスラの共同創業者で、ジェフ・ベゾス等と並ぶ世界有数の資産家です。 以前には PayPal の前身となるベンチャー起業を創業したことでも有名です。 彼は多数の本を読むことでも知られており、 Twitter などで度々本を紹介しています。 イーロン・マスクがおすすめする本の中でも日本語で読める書籍を紹介します。 経営者であると同時にエンジニアである彼は、宇宙や技術について言及することも多いです。幅広い本のチョイスには驚きます。 人工知能(AI) LIFE3.0──人工知能時代に人間であるということ - マックス・テグマーク…
ツイッターに投稿したものを転載しておこう。なくしちゃいそうだからね。#名刺代わりの小説10選 海外編です。1.A・ミルン「赤い館の秘密」(創元推理文庫)赤い館の秘密【新訳版】 (創元推理文庫)作者:A・A・ミルン東京創元社Amazon2.A・バークリー「第二の銃声」(創元推理文庫)第二の銃声 (創元推理) (創元推理文庫)作者:アントニイ・バークリー東京創元社Amazon3.E・クイーン「ギリシャ棺の秘密」(角川文庫)ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)作者:エラリー・クイーンKADOKAWAAmazon4.D・フランシス「血統」(ハヤカワ文庫)一から始める! サラブレッド血統入門 (サラブレBOO…
ロバート・A・ハインライン-Robert Anson Heinlein『夏への扉』※以後ネタバレを含みます “ハインラインの読ませる力はさすが。だが後半進むにつれて・・・” いくつか翻訳者が違うものがあるようですが、画像の本を読みました。 ・作者の読ませる手腕 はじめの数ページで作品の雰囲気を醸し出し、作中の世界はどのような状況なのかをわかりやすく伝えてくれる。読者を作品の世界へスムーズに誘ってくれる。 コールドスリープしてしまってから、目覚め、主人公が直面する30年後の世界は読者を不安にさせると同時に、作品に完全に引きずりこんでしまう。ここまではSF小説史上最高のできと言っても良いのではない…
上弦の月avex traxAmazon下弦の月 上 (集英社文庫(コミック版))作者:矢沢 あい集英社Amazon下弦の月 下 (集英社文庫(コミック版))作者:矢沢 あい集英社Amazon【鎌倉五郎本店】 鎌倉半月 6枚入鎌倉五郎Amazon鎌倉五郎本店 鎌倉半月 鎌倉半月 三色詰合せ ごま半月 (15個) 国産もち米あられ1個セット銀のぶどうAmazon月半小夜曲Universal Music LLCAmazon月半小夜曲天艺唱片Amazon月半情書 (純音樂)福瑞声AmazonTOOGE プレゼント 女性 人気 月ライト【3代目】 間接照明 おしゃれ 3Dプリント usb充電 タッチ調光…
ここ数日、無性にSF小説を読みたくて、仕事の帰路に古本屋をふらふら散策している。書店のSFコーナーを眺めると、10代のころに出会ったグレッグ・イーガンの「順列都市」や「祈りの海」「ひとりっ子」「しあわせの理由」、リチャード・モーガンの「オルタード・カーボン」、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」、ウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」などなど、見覚えのあるタイトルが視線の先をすべっていく。今となっては霞がかったようで、一つのセリフや、一つの場面がうっすら記憶にある程度。単純に読了までたどり着けずに挫折した本も沢山あって、その割合のほうが多い。 唯一、いまも手元に残しているのはコーマック…
今回、皆様にご紹介するのは「フィラデルフィア・エクスペリメント」。 1984年公開のSF映画です。 元ネタは有名な都市伝説「フィラデルフィア計画」。 後悔当時はその都市伝説を「ジョン・カーペンターが映画化!」という触れ込みでした。 (あらすじ) 第二次世界大戦中、フィラデルフィアでレーダーから身を隠す実験(フィラデルフィア計画)が行われた。しかし特殊な装置をつけた実験船・エルドリッジ号はレーダーから消えただけでなく、乗組員もろとも本当に消失してしまった。実験のためにエルドリッジ号に乗り込んでいた主人公は、気が付くと砂漠の真ん中にいた。そこは1984年の世界だった・・・ 都市伝説ではフィラデルフ…
自分への備忘録 ローカス誌で出してるオールタイム・ベスト短編を選出作品の多い作家ごとにまとめて、さらに各カテゴリでtop100に入ってるものをまとめる。 ■アイザック・アシモフ 夜来たる バイセンテニアル・マン 最後の質問 火星人の方法 ロビイ ファウンデーション(1942) うそつき 停滞空間 夢みるロボット 迷子のロボット 人間培養中 プロフェッション ■ロバート・A・ハインライン 輪廻の蛇 月を売った男 時の門 地球の緑の丘 ジョナサンホーグ氏の不愉快な職業 大宇宙 歪んだ家 道路をとめるな 鎮魂歌 Solution Unsatisfactory 大当りの年 地球の脅威 深淵 果てしなき…
ペイペイモールにて。 ロバート・A・ハインライン『失われた遺産 (ハヤカワ文庫 SF 482 ハインライン傑作集 1)』 ハインラインの『失われた遺産』をゲッターしたぞ〜!ハインラインの短編集《ハインライン傑作集》全4巻の中で『輪廻の蛇』『魔法株式会社』『時の門』は持ってたけど、コレだけ持ってなかったから!よっしゃ〜!
『十日間の不思議』は、日本では「不思議な」運命を辿ってきた作品である。かつて、小林信彦が本書について、書評のなかで取り上げていた。少し長いが、引用しよう。 「ポケ・ミスにして三百頁以上の厚さで、登場人物は四、五人しか出ないので、さ ぞかし面白いだろうと思ってよんでいったのですが、よみ終えて呆然とするような失 敗作でした。このおよそ単純きわまる事件をクイーンのようなオツムのよろしい名探 偵が「不思議な事件だ」という方がよっぽどフシギなのですが、読了するに及んで、 わがE・クイーンがこういう小説を書いたことの方が、はるかにフシギに思われてき ました。(以下、略)」[i] パズル・ミステリとして読め…
ヤフオクにて。 ルーディ・ラッカー『ラッカー奇想博覧会 (ハヤカワ文庫SF)』 ロバート・A・ハインライン『ガニメデの少年 (ハヤカワ文庫SF)』 ヤフオクで別々に2件落札! 『ラッカー奇想博覧会』は前から欲しかったのよ!ラッカーの短編集!しかも美品だった!どんな奇想があるのか、見せてもらお! 『ガニメデの少年』もゲッター!やった〜!原題は「ソラの農民」?木星の衛星まできて農地開拓する話なのかな?そんな話、ジュブナイルで読ませる気なんや?
未来から過去を変える、ちょっと変わったタイムリープです。 過去は、未来と同様に不確かなものであり、あらゆる可能性が繋がって存在する。映画の冒頭で、ホーキング博士の言葉の引用が流れる。この言葉は、本作品の要旨を示しています。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getE…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.411 【スターシップ・トゥルーパーズ】(1997年作品) 今回はチラシとパンフレットと映画の前売り券です。 《前売り券》 《解説》 ’98G.W.奴らは、群れでやってくる あらゆる映画の禁忌《タブー》を打破した 革命的映像プロジェクト! 【トータル・リコール】【氷の微笑】のヒットメーカー=ポール・バーホーベン監督が【スター・ウォーズ】【ジュラシック・パーク】を生んだSFXの天才=フィル・ティペットと手を組みあらゆる映画の禁忌《タブー》を打破する《許されざる映画》を誕生させた。それは驚…
同じことが延々と繰り返される、無限ループが登場する物語を集めました。無限ループとはいっても、どこかで物語は動き始めて変化する。その原因と結果が見どころだといえます。SFのタイムリープ、タイムトリップなどの作品と似ているようで違う、独特の閉塞感のある世界観に浸れるところが魅力です。 1 ハウンター 繰り返される家族の日常 概要 あらすじ オススメの理由 2 トライアングル ヨット戯びが始まりなのか? 概要 あらすじ オススメの理由 3 オール・ユー・ニード・イズ・キル ゲーム感覚で楽しめる! 概要 あらすじ オススメの理由 4 ミッション:8ミニッツ 報われないループ 概要 あらすじ オススメの…
「スターシップ・トゥルーパーズ」映画情報 オンライン鑑賞 あらすじ 予告編 作品データ 「スターシップ・トゥルーパーズ」映画解説 作品解説 関連作品 アラクニド=バグスの種類 「スターシップ・トゥルーパーズ」感想・レビュー 「スターシップ・トゥルーパーズ」関連商品 映画レビュー検索 スターシップ・トゥルーパーズ 「スターシップ・トゥルーパーズ」映画情報 オンライン鑑賞 ※時期により鑑賞できない場合あり。 あらすじ 未来の地球。民主主義崩壊後、人類は地球連邦政府の支配下に置かれ、兵役を経た者だけが市民権を得ることが出来た。ブエノスアイレスの高校を卒業した青年リコは、宇宙軍のパイロットを目指す恋人…
「恐怖の季節」到来す! 凶悪の季節がやってまいりました。かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか セイ)でございます。 そろそろ、土の中から冬眠していたカエルどもが目を覚ましたころです。 今日は春の嵐のような天気で、風がとても強くて外出する気にならず籠っておりました。 マスクの隙間に注意して生活します。 AudioBookにはまった件 月初は「実験モード」にいきかけていたのですが、また「お勉強/読書モード」の期間になってしまっております。Udemyという学習サイトの見放題(Bussiness版)が今月末までの契約なので、ずっと2x倍速で聴いております。2x倍のほうがテンポがよく快適です。早…