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ロベール・アンテルム

(読書)
ろべーるあんてるむ

Robert Antelme 1917-1990

フランスの作家。
■年譜
1917年、南コルシカ、サルテーヌ生まれ。バカロレア取得後、パリ大学法学部に入学し、そこで
マルグリット・デュラスと出会う。
1939年、デュラスと結婚。
1940-44年、内務省情報局文書係補佐として働く。
1943年、デュラスとともにレジスタンス組織MNPDG(戦争捕虜救出国民運動)に入る。
当時の組織長のひとりはフランソワ・モルラン(後の大統領フランソワ・ミッテラン)。
1944年6月1日、コルシカに行っていた両親のアパルトマンで、妹、他のレジスタンらとともにゲシュタポに踏み込まれ、逮捕される。ミッテランとデュラスは間一髪で難を逃れた。
妹マリー・ルイーズは、女性用のラーフェンスブリュック強制収容所に収容され、殺害される。
ロベールは、コンピエーニュ政治犯収容所を経て、1944年ブーヘンヴァルト強制収容所に護送される。
その後、ダッハウ収容所から、半ば非合法的な手段で、ミッテランらの尽力により、奇跡的に生還する。
1946-47年「人間という種」L'Espece humaine出版。
1946年フランス共産党入党。
1950年、ソヴィエトのラーゲリを巡る問題で、共産党除名。
1951-1981年、ガリマール社で勤務。レーモン・クノー監修プレイアッド版百科事典を担当。
1985年、デュラス「苦悩」発表。
1990年、没。

邦訳「人類」宇京頼三訳、未来社1993

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