ロマン・アルカディエビッチ・アブラモービッチ(1966年〜)
元下院議員.
「シブネフチ」(92%)*1や「アエロフロート」などの大株主であり、75%のシェアを誇るアルミ最大手ルースキーアルミニウムの実権も握る。またムリティトランス、Oillmpex、Branko、Sibreal、Forneft、Servet、ペトロル トランス、ツェントリオンMを持つ。さらにヴェコル−A、ステンス、アクシアップ、ラティス、シャト、ソルビ、フォス テル、Rifine Oilシシマレヴ、メコング、エリータ、P・K トランス、アグロフェルトらの会社には共同設立者として、経営に参加しているなど石油・鉄鋼・その他様々な分野の企業を支配。
エリツィン一家の金庫番とされていた。
チュコチ自治管区知事。
1966年10月24日:サラトフ市生まれ
1995年:ベレゾフスキー氏からシブネフチの経営を任される.
1999年12月:下院選挙でチュコチから出馬し当選。
2000年12月:選挙で勝利しチュコチ自治管区知事に就任.
2001年2月:ロシア公共テレビ(ORT)株49%を買収。
2003年:英国のサッカープレミアシップ・チェルシー株(英名門サッカーチーム「チェルシー」)50.09%を約6000万ポンド(1億米ドル=119億円)でを買収した。それまでは自分の名前は極力出ないようにし、海外のオフショア・センターなど使った複雑なスキームを多用して資産を膨らませていったといわれる。そういう意味でも極めてロシア的な「ニュー・リッチ」を代表する存在である。
関連:アブラモビッチ、アブラモヴィッチ、チェルシー、チェルシーFC