ゲームジャンルの一つ。英語では"role playing game"で、「役割を演じるゲーム」の意。
略称は「RPG」(時折「RPGゲーム」という誤用がみられる)。コンピュータゲームでは「ロープレ」などと略されることもある。
元々人間一人を1ユニットとして扱うウォーゲームから派生したもので、プレイヤー一人一人が自分の演じるキャラクターを作り、ゲームマスターなどと呼ばれる進行役兼審判との対話によりストーリーを作っていくゲーム。日本では、1980年代後半から、後述のコンピューターのRPGと区別するために「テーブルトークRPG」(TRPG)と呼ぶようになった。
→テーブルトークRPG
1980年代に入り、海外でTRPGのストーリーをコンピューターで遊べるようにしたゲームが登場するようになった。「ウィザードリィ」「ウルティマ」「Rogue」などがコンピュータRPGの草分けとされる。
日本では「ドラゴンクエスト」1作目の大ヒットでジャンルが確立された。「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズ等が有名。
「TRPG」は株式会社ホビージャパンの商標登録。「ロープレゲーム」はセガの商標登録。「RPG」はバンダイの登録商標だった。