一様な強さの磁界Bで、導体棒が速度vで移動すると、ローレンツ力により導体棒の両端P-Q間に電圧が発生するという解説や解法がネット上で同じ説明が,何人もの複数の別の先生方により行われています。 奇妙に感じるのは、導体棒は、閉回路を形成しておらず、アンテナの素子のような電磁気学の解析が必要と思われるのに対し、導体棒中の自由電子一個だけに着目して、導体棒に働くローレンツ力を計算し、誘導電圧が現れるという内容です。 この回路は開いた回路なので、導体棒には直流電流が流れることはできませんし、キルヒホッフの電流則、電圧則が適用できません。 非常に奇妙な話なので、自分なりに、ファラデーの電磁誘導の法則とキル…