俳振歴歩のひろです。 古代山城の鞠智城を訪問した翌日に菊池川流域に点在する装飾古墳を見て回りました。時代的には鞠智城は7世紀後半で、装飾古墳はその前の5世紀から7世紀頃にかけて造られています。装飾古墳とは、石室や石棺あるいは横穴墓の壁に幾何学模様を彩色したり、生活に身近な用具を彫刻している古墳のことで、全国に765基、熊本県内では212基あり、そのうち菊池川流域には110基以上が集中しています。またこの九州北部の古墳には石人が立てられているのも大きな特徴です。 チブサン古墳は6世紀初めに築造された代表的な装飾古墳です。古墳の羨道から入り、ガラス越しに覗いて目が慣れてくるとうっすらと幾何学模様が…