映画(洋画)を劇場で初めて見た年の1969年の10月に、新宿プラザ劇場(当時は、隣が新宿コマ劇場、現在は、跡地はTOHOシネマズ新宿となっている)の第1回作品として上映されたのが「ウエスタン」(原題:Once Upon A Time in the West,1969)だった。 上映方式のD(ディメンション)150方式が大いに話題になった。予告編の時には、スクリーンはスタンダードサイズで、映画上映になると、スクリーンが左右にどんどん広がって、画面が楕円の一部のようにカーブして、座席の前方に座っていると、立体感にあふれ、取り囲まれるくらいになって驚いたものだった。 この「ウエスタン」は、のちにリバ…