world music 地域又は民族的に愛聴されているが、世界的に愛好者や演奏者が広まっているわけでもない音楽の総称。特定の音楽ジャンルを指す言葉ではない。一般的に欧米から見た異文化圏であるアフリカやアジア、中南米の民族音楽をベースにしたポピュラーミュージックの総称としてこの言葉を用いる場合が多い。
ホットなダンスミュージック 今回のサラーム海上さんのエキゾチッククルーズのテーマは「ホットなダンスミュージック」。まだまだ寒い日本ですが、体が自然に動くような音楽を聴いて心と体を温めましょうということです。 Samingad(紀暁君)「Song of Puyuma(南王系之歌)」 台湾原住民のブヌン族とプユマ族の血を引く女性歌手:サミンガが歌うプユマ族伝統民謡。プユマ族は元々台湾の東海岸の台東圏に住んでいる部族で二つのグループをルーツに持ちます。そのうちの一つが南王です。この曲は南王の古い歌で祭りの時に歌われるそうです。毎年12月31日の狩の祭りの日には女性たちはご馳走と美しい花輪の花飾りを作…
はじめまして、我輩はボロボロ皇帝。 表題の通りである。 が、もう一度言おう。 「流行ってるとか流行ってないとかどうでもいから! とにかくこの曲、騙されたと思ってちょっと聴いてくれ!」 あ、ちょっと長くなった。まあいいか。
オラが国のスター フランス在住のレバノン人トランペット奏者:イブラヒム・マーロフ。 イブラヒム・マーロフは1980年に内戦下のレバノンのベイルートで生まれました。父親はトランペット奏者、母親はピアニスト、祖父は詩人、家族は作家や音楽家という芸術一家です。内戦の激化に伴い、家族は彼を連れフランスへ移住しました。7歳で父親からトランペットを学び始め、10歳になる頃から父親に連れられ世界中でステージに立ち始めました。15歳でバッハのブランデンブルク協奏曲第二番を吹きこなし、フランスのトランペット奏者:モーリス・アンドレに見出され、プロ音楽家を志しました。 その後、パリでバロック音楽、クラシック、さら…
2020年ベスト 12月14日から17日のサラーム海上さん「エキゾチッククルーズ」は今年の年間ベストでした。その中で私が印象深かった曲を掲載させて頂きました。 Mulatu Astatke & The Black Jesus Experience「Mulatu」 サラームさん今年の3月上旬にアフリカ音楽の国際見本市のため初めて西アフリカのコートジボアールに行かれたそうです。それ以来アフリカ音楽がご自身の中で益々身近で魅力的に感じるようになったそうです。エチオピアのムラトゥ・アスタトゥケ。間もなく77歳となるエチオピアン・ジャズの創始者でビブラフォン奏者。オーストラリアの12人編成のファンクバン…
今回は曲紹介ではなく、オススメのインストアルバムをご紹介します。どれも個性的ではありますが良い曲を多く収録しアルバムとなっております。 Holiday For Pans(ジャコ・パストリアス) Page One(ジョー・ヘンダーソン) Secret Story(パット・メセニー) Holiday For Pans(ジャコ・パストリアス) youtu.be 同アルバムはジャズ、フージョンのエレクトロニックベーシストとして知られる、ジャコ・パストリアス(1951-1987)の後期のアルバムです。 本アルバムでは、彼の曲の伴奏に欠かせないスチールパンドラムが主にフロントとして演奏されました。彼自身も…
見つめる音楽 今回のテーマは「見つめる音楽」。ギターの曲が多かったです。 Wes Montgomery「瞳をみつめて(When I Look In Your Eyes)」 映画「ドリトル先生不思議な旅」の主題歌。ウェス・モンゴメリーのプレイが切々と愛を訴えております。1968年の作品。 ダウン・ヒア・オン・ザ・グラウンド アーティスト:ウェス・モンゴメリー 発売日: 2018/03/14 メディア: CD Tinariwen「君を見つめる(Ikyadarh Dim)」 トゥアレグ人グループ:ティナリウェンの2007年のアルバム『Aman Iman』から深い愛情を歌った一曲。砂漠のブルースと呼ば…
世界の新作 今週はサラーム海上さんの「エキゾチッククルーズ」。テーマは「世界の新作」。 コロナ禍でも新人からベテランまで世界中のアーティストの新作を紹介して彼らの音楽活動を応援しようという企画です。 Matej Starkov「Kairos」 中央ヨーロッパ:スロバキアのロックバンド「PARA」のギタリスト:マタイ・スタコフのソロアルバム。ピアノやストリングスを中心とした映画音楽のようなインストアルバム。 Domovom Matej Starkov ワールド ¥1528 オラが国のスター アメリカの弦楽四重奏団「クロノス・カルテット」が紹介されました。 「クロノス・カルテット」は1973年にバ…
Talisman#1 Black Tourmaline#2 Blood Moon#3 Talisman#4 Omen#5 Carrying Stones#6 Conjuring#7 Marionette#8 Outside of Time#9 Burden#10 Faint Image#11 Amid the Stillness ワールドミュージックのチェロ奏者Adam HurstによるTalismanを聴きました。 公式サイトによれば彼は中東・インド・東ヨーロッパ・ネイティブアメリカン・ラテン・ケルトといった様々な伝統的な様式からの影響を受けているそう。 このTalismanでは中東の風を、…
いうまでもなく今やグローバリゼーションやらデジタライゼーションの時代で、それがもはや理解を超えていて、これまでの価値観だと理解しようとしてもチンプンカンプンになるばかりで、価値観をゴロっと入れ替えるか現状のままで(あえて)取り残されるかの二極化になりそうに思えます。 音楽の話で言うと、例えば突然すごいプレーヤーが現れたり。 下の動画がリコメンドされて見たんですが、コピーなのでこれを持ってそのままプロで活躍できるのとは違うかもしれませんが、しかしピアノとギターの二刀流が大谷サーンなすごさです。 それから、インドのジャズ・フュージョンの映像も見ましたが、いいんですよね。 このベーシストのMohin…
前日の春こん。でヨレヨレ出勤。しかも自転車のチェーンは外れるわで、満身創痍のままスタジオ開けて自転車預けて帰って事務してまた出勤。天気がよくて歩きながら河津桜や桃が鑑賞でけたことがオアシスでした。 コンディションも大事だナー。本番前は呑みすぎ略。 ♪やった曲 元気を出して(org.竹内まりや)ピクニック(イノシシイテオ)春note(ハルノヲト)(佐々木典子)スピードの行方(佐々木典子) ボサノヴァ貴公子、奥村さんから春note、春らしくていいですねみたいなことを仰って頂けてガッツポーズ。実はまだメロディやらコードやらふわふわしてるので、一度ちゃんと楽譜どおりに弾くのが目標← 今回は初出演や久々…
私は、日本と西欧(アメリカも含めて欧米としてもよいのですが)の対比から入りましたが、今はワールドミュージックやエスニック音楽(日本も含む)とクラシックの軸で考えることが多くなりました。日本が特殊とみるより、クラシック音楽が特殊とみるほうが説明がつきやすいことが多いからです。そこで欧米のポップスをどう位置づけるのかは悩みますが…。 日本人がクラシックで才能を発揮するのと同様、外国人も、邦楽で活躍し始めています。幼少や若い頃から日本の文化に慣れ親しんでないとはいえ、今の日本の若い世代もまた、日本の伝統的な因習に切り離されているので、こうなると似たようなものになりつつあるとのです。
こちらは本編のCDをオフィス・サンビーニャで購入するといただける特典 あくまでオマケなので、本編と同じジャケット・デザインだけど 内容は10インチLP『デンダン・サローマ第1集』を丸々収録 なので、このジャケットを使ってもらう方が良いのですが そこはあくまでオマケ、大人の事情もあるやもしれません 10曲入り30分弱 これでもか~と言わんばかりの本編解説を読んだ後には え~これだけ!?となるコメントですが そこは、あくまでオマケですから コメントにもありますが、本編収録の2曲も併せて完全収録 順番は? ①イナン、②レンガン・カンコンで”音”で判断できる以外の曲は、訳されてしまってて順番の特定すら…
数ヶ月の内に、キースは音楽活動の日の当たる場所に活路を見出していた。アート・ブレイキーのバンドがこれまでのジャズの代弁者あったとすると、チャールズ・ロイド・カルテットは時代、すなわち、懐の深さを示す幸福感あふれる雰囲気や、ヒッピーの色とりどりの「花の力」、更には若者層の底なしの熱気をもつ「ロックの時代」を見据え、そのイメージに適応した。これに一役買ったとされるのが、デューク・エリントンやルイ・アームストロング、そして一部マイルス・デイヴィスとも関わった敏腕レコードプロデューサーでもある、バンドのマネージャーの ジョージ・アヴァキアンだ。当時、ロイドが大きな支援を受けていた人物がもう一人いる。ビ…
少しも詳しくないのだが、ある時期からボサノヴァが好きになった。ブラジルの音楽だ。サンバカーニバルなどの賑やかなイメージがあるが、ボサノヴァは優しくて静かな音楽だ。ネットで調べたことを意訳すると、サンバに対しての新しい傾向、いわゆる〈ニューウェイブ〉の意味だと思われる。 弾き語りか、歌手とギターのようなデュオ形式の演奏が多いように思われるが、シンプルな演奏形態にも関わらずボサノヴァの世界観はゆるぎなく形作られているように感じる。ミニマルな音数が、洗練された印象を抱かせるのかもしれない。そして、ありきたりな表現だが、とても癒されるのだ。 20代前半まではロックばかり、もっと言えばヘヴィメタル系を中…
音楽のジャンルをはっきり区別するのは難しいんじゃないでしょうか。 だって、世の中には400種類以上の音楽ジャンルが存在するんです。 だから「音楽のジャンルが全然わからない!」ってなるんですよね。 見た目はアイドルだけど、音楽はハードなイメージなら、 アイドルソングとメタルに分けられることもあります。 シンセサイザーなどの電子機器を使ったグループなら エレクトロニカ、テクノポップのジャンルに属します。 そしてどちらもJ-POPとして紹介されることもあります。 アーティストのイメージなどから区別されるジャンルだと その音楽性から区別されるジャンルがあるってことですね。 そこで今回は、イメージから分…
こんばんは。 今日はつい先日リリースされたとあるアルバムが非常に良かったので、という話。 King Gnuの常田大希率いるプロジェクト、millennium paradeの新譜「THE MILLENNIUM PARADE」ですね。
泣く子も黙るギターヒーロー・イングヴェイ・マルムスティーン。 クラシック音楽の手法をメタルに昇華させる感覚がそのままワールドミュージックにはまった、渋くて異色のインスト曲。 スペイン風とスピード感・フレーズが絶妙に好みにマッチしていて、何度も聴きたくなった。 www.youtube.com
今回はジャスティン・ストーニーによる「ヴォイス・レッスンズ・トゥー・ザ・ワールド」の翻訳シリーズ、エピソード74「ストレート・トーン対ビブラート」です。どうぞお楽しみください ;) Ep. 74 "Singing With Straight Tone Vs. Vibrato" - Voice Lessons To The World Ep. 74「ストレート・トーン対ビブラート」 元の動画はこちら www.youtube.com 目次 今週の質問:ビブラートではなくストレート・トーンで歌うには? 1. ストレート・トーンとビブラートの違い 2. どちらの方が「自然」なの? 3. ストレート・ト…
記事のタイトルは「田島貴男DC」としていますが、「田島貴男のHome Studio Concert ~ディスコグラフィー・コンサート」が正式名称。 買い忘れている人は早くチケットを買いましょう。 2021年一月から半年間に渡って、Original Loveのアルバムを3枚ずつピックアップし、その中から選んだ曲のみでライブする月に一度のプログラム「ディスコグラフィー・コンサート」。 第二回は、『風の歌を聴け』、『RAINBOW RACE』、『Desire』からピックアップ。 ▼チケット購入URL https://originallove.moala.live/products/hsc-3-st …
帯状疱疹でぐったりということもあって 昨日は朝から晩まで一日中 DVD を見ていた。 食事、シャワー、ブラタモリとお笑い向上委員会・世田谷ベース以外は、 となるので12時間以上見ていたことになる。 ・The Rolling Stones 『From the Vault : No Security San Jose '99』 ・大森靖子『絶対彼女 feat. 道重さゆみ』 超歌手 大森靖子 「クソカワPARTY」 TOUR DIGEST ・赤い公園 『赤飯』~熱唱祭り盤~ 2017年8月27日 東京:Zepp Diver City TOKYO 「熱唱祭り」公演 ・Cyndi Lauper 『Ja…
中国。 今年2021年は2月12日が春節。あと一週間です。 日本でいう旧暦の正月の事ですね。 今日現在の今年の動き↓ ⭐️春節⭐️在カザフスタン中国大使館が、2月12日(金)春節 を控え、オンラインコンサートを実施したとのこと。権利関係が不明のためURL紹介のみ。#Dimash の🎼We are Oneで開幕。中盤には、あの玛迪娜・都曼マディナ・ドゥマンがカザフ語で🎼Ұмытылмас күн を歌っています。👉https://t.co/l1v4ODgEpx — 【公式】ディマシュ ジャパン ファンクラブ (@DimashJapanFC) February 6, 2021 春節は、月の満ち欠け…
エフェメラルなものをキャッチしてとどめておく追い求めたくなるメロディこそ印象に残るんです 東京藝術大学で作曲を学び、クラシック音楽を出自とする作曲家、網守将平。ポップスの皮をかぶった実験音楽作品とも言える2018年の2nd『パタミュージック』を皮切りに、高野寛の呼びかけによるイベント『Yellow Magic Children ~40年後のYMOの遺伝子~』への参加、DAOKOへの楽曲提供/ライブ・サポート、大貫妙子のコンサート・オーケストレーション、NHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』での楽曲制作など、ポップ・フィールドでの活躍も目立ってきた。しかし、2021年初頭にリリースされた3rd『…