原題は『Arrival』です。意味は「到着(すること)、到達、到着した人、出生、新生児」だそうですがそのとおりの映画でした。 言語の物語であるのに言語が間違っているタイトルを選んでしまう、というのは外国映画を日本が上映する時の恒例と言ってもいいものですがさすがにがっくりします。 私は原作小説は未読で映画を観ました。 とても興味深く繊細な映画で楽しめました。が、原作を先に読んだ人たちにとってはかなり不満が残るというより原作の良さをほとんど失ってしまったと言っていいほどらしいのです。 これについては私は得をしました。 原作を知らないために映画を楽しめたのですから。 これから原作を読んでみてその違い…