ヴィルヘルム・ケンプ

(音楽)
う゛ぃるへるむけんぷ

ヴィルヘルム・ケンプ(1895〜1991)。

ベルリン音楽大学でピアノと作曲を学び、オルガン奏者としても活動。さらにベルリン大学で哲学と音楽史を学び、その演奏は今聞けば、温厚なロマン派的解釈ではあるものの、楽曲に同年代のピアニストにありがちなディフォルメーションをほどこすことは少なかった。

自分を作曲家として考えていたふしが強かったからか、もともと技巧的な側面は弱かった。しかし、ナチス協力の咎で謹慎蟄居していた際の技術練習で(ある程度)克服し、戦後は「最高のベートーヴェン弾き」という風評も得た。バッハ作品のピアノ編曲もいくつか残している。ケンプ版の「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」などは、今でもよく演奏されている。

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