幸村誠の漫画。
11世紀のヨーロッパを舞台に、ヴァイキングの活躍を描く冒険絵巻。
「週刊少年マガジン」で連載開始。その後「月刊アフタヌーン」へ移籍。
連載当初からファンの間では、自身が語るように遅筆な作者*1が週刊誌で連載することなんてできるのか?と話題になっていたが、やはり無理だった模様。
ヴィンランド(北米大陸)という題材、その父親の名前がトールズ・スノーレソンということから、ヴィンランド移住を果たしたトルフィン・カールセフニ*2・トールズソン【Torfinn Karlsevne Tordsson】(西暦970年-?)がモデルかと思われる。
彼は赤毛のエリクの義娘グドリッドと結婚をし、1011年に生まれたその子供スノーレ・トルフィンソン【Snorre Torfinnsson】は北米大陸で生まれたは初めての欧州人の一人とされており、その子孫はBor遵ky家として現代(恐らくノルウェー)にまで続いている。
この史実のトルフィンの父親の名前はトールド・ヘストホフディ*3・スノーレソン【Tord hesthovdi Snorresson】(西暦945年-?)といい、『赤毛のエリクのサガ』にも登場する人物である。
「赤毛のエリク」とは登場人物の一人でもある「幸運のレイフ(・エリクソン)」の父親である。
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著者: 幸村誠
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