風光明媚な温泉郷として、世界中から観光客が訪れる箱根。そのホテルや旅館、そして地域住民の暮らしを支える清らかで安全な「水」は、どのようにして届けられているのでしょうか。実はその裏側では、日本の水道事業の未来を占う、先進的な官民連携(PPP)プロジェクトが進行しています。その担い手こそ、今回分析する「箱根水道パートナーズ株式会社」。同社は、この事業のためだけに設立された特別な会社です。決算書に示された利益は、わずか2百万円。しかし、その数字の裏には、巨大なインフラを動かすユニークなビジネスモデルと、日本の社会課題解決に挑む壮大なビジョンが隠されていました。 決算ハイライト(第12期)資産合計: …